Columコラム

2017.08.20

憂鬱な月経は「観察期間」として活用!布ナプキンは膣トレの相棒


前回から引きつづき、月経とオーガズムについてお話していこうと思います。

仮面を被った下着姿の女性の画像

by Pixabay

 

私の不快感ポイントを和らげる月経用品

 私は、何事もオーガズムと結びつけて考える性分なのですが、月経用品を選ぶ際にも「自分の体(女性器)と仲良くなって、快感を開発するためにベストなものはどれだろう?」と思いながら、様々な月経用品を試してきました。
月経とオーガズムって、同じ場所で起こっていることですが、かたや「ブルーデー」と呼ばれ、かたや「昇天」「絶頂」と表現され、かなり温度差がありますよね。
憂鬱な気持ちも至福体験も与える震源地。
私は、病める時も、健やかなる時も、どちらも大切に向き合いたいなと思っています。

 月経用品は、機能性に加えて、「思想」を持って選ぶ時代になりました。
例えば、「布ナプキン」。
布おむつのように、洗って繰り返し使用することが可能な月経用品です。
(日本では、洗浄も衛生管理も自己責任で使用する「雑貨」扱いとなっています。)

 「かぶれにくい」「肌触りがいい」という使い心地のよさだけでなく、「使い捨ての月経用品と違って、ゴミが減るので環境に優しい」というエコ視点で選んでいる女性もいます。
私も、愛用しているのですが、この「ゴミを出さなくてよい」というところに魅力を感じています。
なぜかというと、使い捨ての月経用品を使っている時は、月経期間中に、公共のトイレの「汚物入れ」をのぞくのがストレスでした。
ゴミを捨てる度に、見ず知らずの女性の経血を目の当たりにしたり、独特の臭いを嗅いでしまうので、感覚的に「不快感」が体に刷り込まれていくんですよね。
そのストレスから解放されたことは、私の中で大きかったです。

骨盤底筋を鍛えて膣オーガズムを

 2004年に書籍「オニババ化する女たち」で三砂ちづる氏が、月経血コントロールについて言及したことで、「布ナプキン+月経血コントロール」がセットで普及していきました。
「昔(江戸時代)の女性は、現代の女性よりも粗末な月経の手当をしていたので漏れやすかった。その一方で、日常生活の中で、膣の締りを司る骨盤底筋をよく使っていたので、筋肉が発達して、月経血は垂れ流しではなく、お手洗いで自分で流すことが出来ていた。現代人も骨盤底筋を鍛えれば、月経血の排泄をコントロール出来るようになる」と言われ始めたのです。

 実際には膣を密閉することは不可能ですが、私も「自由自在に膣をコントロールできるようになりたい!」と好奇心に駆られました。
それに、骨盤底筋を鍛えることで、「膣オーガズムが得やすくなる」というおまけもついてきます。
むしろ、私は、「自由自在に膣オーガズムを得ること」を目標として、布ナプキンに切り替えたとも言えます。

 

毎月の膣トレの成果がわかる?

 実際に、布ナプキンを使ってみると、使い終わったナプキンをつけ置き、手洗いするので、経血の質や量をよく観察するようになりました。
実は、月経コントロールを知る前に、布ナプキンを使い始めていたのですが、手洗いが面倒で断念してしまったんです。
その後、セスキウォッシュや重曹でつけ置きすると、血液汚れがみるみるきれいになるのを知りました。予備洗い後は、洗濯機に入れて回すだけなので楽ちん。

 この面倒くさがり屋の私が、ずっと手洗いを続けていられるのは、理由があります。
それは、日頃の膣トレの成果が布ナプキンを使うことで目に見えるのです。
「お手洗いで経血を流す」感覚がつかめるようになった頃には、如意自在に骨盤底筋を動かせるようになりました。
膣を意識して月経を過ごすことで、確かに、膣オーガズムを得やすくなったし、膣のグリップ力もじわじわと上がってきたのを感じます。

 布ナプキンを「膣トレの成果を確認するもの」と活用している女性は、私以外にどれくらいいるのかわかりませんが、そうやって、ちょっとでも憂鬱なブルーデーをやりくりする工夫をするのも、オーガズムフル人生の一部と捉えています。

 月経困難症や子宮内膜症など不調を伴う月経で、「そんな余裕はない」という方もいると思いますが、自分の体と向き合うツールとして月経用品を選んでみる選択もありだと思います。

つづく

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