Columコラム

2018.04.30

episode24 三途の川に包み込まれた話。

 

今日は、脳出血後に体験した話を書くね。

脳出血後、頭痛と嘔吐がひどくて、飲み薬を飲んでも、胃に薬を流し込む水が胃に入る刺激で薬を吐き戻してしまうし、飲み薬が全然効かないと点滴を上限まで使ってもらっていました。

食欲はないし、胃に何か入ると反射的に吐いちゃうし、吐くものが胃に入っていない時は、胃液をひねり出すように全身の筋肉を収縮させながら嘔吐するから、苦しくて苦しくて。

胃腸炎なら、ある程度出し切ったら終わるとゴールが見えるけど、脳出血は、先が見えない嘔吐と頭痛で苦しい。

起きてるのか寝てるのか、朝か夜か昼か、わからない意識朦朧状態だった頃、夢の中で、川が流れる田舎の空を飛んでいて、川に降りて行ったら、川の水が「千と千尋の神隠し」の川の神様のような龍神のようなうねりに変形して、私をお迎えに来たかのように、近づいてきて、私を包み込みました。

 

その川の水は、水ではなくあたたかい光のようで、人肌くらいに温かくて、スライムよりはゆるいとろみがあって、上品な出汁のような味で、やわらかいオーガズムに包み込まれるような気持ち良さを感じて、川の流れに身を委ねていました。

気持ちいいな〜って。

ジブリネタばかりですが(笑)、風の谷のナウシカのラストシーン。

あんな感じでした。

「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。
失われし大地との絆を結び、ついに人々を清浄の地に導かん。」

 

そしたら、昔、YouTubeで観た「奇跡の脳 脳卒中体験を語る / ジル・ボルティ・テーラー」を思い出して、

 

「あ、これは、あの世からのお迎えだ。やっぱり、死ぬのは気持ちいいんだ。でも、この気持ち良さに委ねたら、私、魂の故郷に帰っちゃう!わたし、死んじゃう!」と思い直し、気をしっかり持って起きました。

リュック・ベッソンの映画 「LUCY」の世界。

臨死体験をしたのが何日か覚えていないんだけど、3日17日に脳出血して3月20日までほとんど記憶がないので、その頃だったはず。

今思うと、あれが三途の川だったのかもしれない。

つづく。

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