Columコラム

2012.06.15

Lesson1-1 嗅覚「絶世の美女と呼ばれていた女たちの香り」

香りの歴史

 異性を誘惑させる力のある香水。香りと上手に付き合うには、具体的な商品よりもまず先に歴史を学んで。

「香水(perfume)」の語源、「煙によって薫る」。その昔、人々が芳しい薫香を神に捧げ、煙に願いを託すという習慣がありました。煙が天に向って立ち上る様子を眺め、当時の人は、「神様と人間」の架け橋として煙を捉えていました。その煙は、香水へと姿を変え、現在に至ります。「魔除け」「臭い消し」「ステイタス」「ファッション」「癒し」と時代と共に香水の存在も変わっていきましたが、香水の効能でただひとつ変わらないこともあります。それは、「ある特定の匂いがその香にまつわる記憶を呼び起こす」ということ。たとえば、20世紀初頭に活躍したフランスの文豪マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』の中では、マドレーヌを熱い紅茶に浸した香りを嗅ぐと、幼少期を思い出すエピソードが語られています。

このように、「記憶」と直結する嗅覚をダイレクトに刺激する香り。そんなパワーを持つ香水は、昔から「男と女」の仲を繋ぐ、愛の媚薬として重宝されていました。

では、昔の品格のある女性はどのように香りを取り入れていたのか。現代女性にも勉強になるエピソードをお伝えしていきます。

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