Columコラム

2016.06.20

パートナーとの関係を“倦怠期”に見直す

今回のテーマは、“倦怠期”です。

いきなりですが、あなたはパートナーと愛し合っていますか?

エロティックな体験をするのは、相手あってこそ。

この機会に、パートナーとの関係性を見直してみましょう。

セックスカウンセリングを行っていると、セックスレスや浮気に悩み、

「昔は、あんなに愛し合っていたのに……」

「どうしてこんなに憎しみ合う関係性になってしまったの?」

「今は、パートナーを生理的に受け付けない!」

「一番近くにいるのに、遠くに感じる……」などと、パートナーへの嫌悪感を露わにする女性がいらっしゃいます。

でも、そんなパートナーへ向けられた苛立ちや孤独感は、自分自身へブーメランのように返ってくるので、交際期間が長くなるにつれ、二人の関係性も変化していくのでしょう。

付き合い始めの頃のような胸の高鳴り、お互いを激しく求め合うような気持ちが、しだいに落ち着き、一緒にいるとリラックスできる“空気のような存在”になるのは、一見さみしく感じますが、二人の絆が深まり、安定した証です。


エロスと言うと刹那的な関係をイメージしがちですが、“相手をリスペクトできているかどうか?”は、女性の性欲に直結しています。パートナーへの尊敬と感謝の気持ちを抱いていることで、安心して身を委ねることができ、エロティックなモードに入りやすくなるのです。

映画『ブルーバレンタイン』は、結婚7年目を迎え、娘と共に3人で暮らすディーン(ライアン・ゴズリング)とシンディ(ミシェル・ウィリアムズ)夫婦が離婚するまでの24時間と、二人が出会って結婚するまでの困難を乗り越え、結ばれていく思い出が、交互に描かれていきます。

ディーンがふたりの仲を改善しようとシンディをラブホテルに誘うも、「早く終わらせて」と言う態度をあからさまに見せるシンディの冷淡さは、リアリティがあります。


「倦怠期の夫婦で観ると気まずい」「トラウマ恋愛映画」と評されていますが、倦怠期のカップルの心の機微が生々しく描かれていて、私は、カップルが自分達の関係性を見直すきっかけになる踏絵のような映画だと思っています。

愛が終わる痛みを巧みな演出で紡いだ切ないストーリーですが、映画を観た後には、きっとパートナーの存在の有難さに気づけるはずです。

映画を観て、もし、主人公と同じく別れを選択しようと思ったなら、それもあり。

良好なパートナーシップを存続させることの難しさを胸に刻むとともに、小さなすれ違いを見逃さずに、コミュニケーションを諦めないことが大切だと気づくはずです。

 

『ブルーバレンタイン』 Blu-ray 4,800円 DVD 3,800円 ※価格表記は税抜です。
発売元:バップ ©2010 HAMILTON FILM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED

 

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