Columコラム

2016.07.20

”香り”の媚薬効果でパートナーを引き寄せる

 

五感の中でも、最も本能的な器官、それが“嗅覚”です。

今回は、官能性と深く結び付いている“香り”についてお話したいと思います。


パートナーを選ぶ時も、無意識に体臭をかぎ分けて、自分にピッタリな相手を判断しているという実験結果もあります。


「香水(perfume)」の語源は、「煙によって薫る」。

その昔、人々が芳しい薫香を神に捧げ、煙に願いを託すという習慣がありました。

煙が天に向って立ち上る様子を眺め、当時の人は、「神様と人間」の架け橋として煙を捉えていました。

その煙は、香水へと姿を変え、現在に至ります。

「魔除け」「臭い消し」「ステイタス」「ファッション」「癒し」と時代と共に香りの存在も変わっていきましたが、いつの時代も変わらないのは“香り”が男女の仲を繋ぐ、愛の媚薬として重宝されてきたことです。

世界三大美女のクレオパトラ、楊貴妃、小野小町も、恋愛を盛り上げるために巧みに催淫効果のある“香り”を取り入れていたと言われています。

男性を招き入れる部屋にお香を焚き、自分自身からもよい香りが漂うようにこだわっていました。

現代のアロマセラピーでは、エロティックな気分を高める催淫効果のある“香り”があります。

代表的なものは、ローズ、ジャスミン、イランイランなどの花やサンダルウッド(白檀)、パチュリー、バニラなど。


愛する相手を虜にするには、こういった“香り”の媚薬効果を上手に使いましょう。

華やかなフローラル系の香りと重厚感のあるハーブやスパイスの香りを組み合わせると、女性性だけでなく、あなたの奥に秘めた官能性を表現することができます。


“香り”が人をいかに魅了するかを描いた映画があります。映画『パフューム ある人殺しの物語』の舞台は、18世紀のフランス・パリ。

生まれつき天才的な嗅覚を持ったジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)は、ある日、街ですばらしい“香り”を放つ少女に出会います。

その“香り”を香水にして永遠にとどめておきたいと思ったジャンは、次々に美少女を襲い、禁断の香水作りに着手していきます。

音楽と映像で“香り”を可視化するといういまだかつてない演出で、うっとりするラベンダー畑の香りや鼻をつまみたくなるような生活臭が、画面から漂ってくる不思議な体験ができます。

ストーリーの異常性や衝撃的な映像から賛否両論あるサスペンス映画ですが、香りに翻弄される人々が描かれたクライマックスのシーンは幻想的で、一度観たら忘れられない迫力です。


嗅覚を意識して使うことは、セックスにもよい影響があります。

鼻から入った香りは、嗅神経を伝い、大脳に届き、初めて“匂い”として自覚されます。「いい香り」と大脳に判断された場合のみ、緊張した脳のストレスを解消させ、ホルモンバランスや自律神経、免疫系を整えます。

セックス中は、交感神経と副交感神経がシーソーのように切り替わります。

オーガズムに向かう時は「交感神経」が優位に感じている時、オーガズム後は、「副交感神経」が優位になります。


デート当日にお気に入りの香りを身にまとうことで、副交感神経優位のリラックスモードに入りやすく、その後に続くセックスでも、快感の海にゆったりと漂うことが出来るのです。

嗅覚は、使えば使うほど、敏感になる性質があります。

できれば人工的な“香り”ではなく、自然の「いい香り」を意識して嗅ぎましょう。


花屋に行く、ハーブを使った料理を作ってみる、アロマテラピーショップや香水の専門店でお気に入りの“香り”を見つけるなどがおすすめです。

日常生活に「いい香り」を取り入れて、あなたの官能性をもっと開花させてみませんか?

 

『パフューム ある人殺しの物語』
価格:¥1,143(税抜) 発売・販売元:ギャガ
© 2006 Constantin Film Produktion GmbH/VIP
Medienfonds 4B GmbH & Co.KG/NEF Productions
S.A./Castelao Productions S.A.

 

→ 続きはこちら

一覧へ戻る

Copyright© 2015 OLIVIA All rights reserved.