Columコラム
2013年03月 の記事一覧
-
2013.03.29
男のファンタジーが渦巻くスポットの秘密
ラブライフのA to Z:7回 【G】…Gスポット 大人の女性に捧げるラブライフのA to Z。今回のテーマは、G=Gスポット。男性にとってのファンタジー、女性にとっての快感の震源地、Gスポット。見えない場所にあるだけに謎が多いGスポットについて探究してみましょう 男性のファンタジーが創り出すGスポット 女性も簡単にセックス情報をネット検索できる今、「Gスポット」は、女性のみなさんもご存知かと思います。Gスポットとは、ドイツの産婦人科医グレーフエンベルク(Ernst Graefenberg)博士が発見した膣内の性感帯のことで、博士の名前の頭文字を取って、Gスポットと名づけられました。日本でも市民権を得ているGスポットですが、その位置や構造については、いまだに明確にされておらず、存在そのものを否定する研究結果もあるようです。 場所としては、「膣壁前方上方部にある性感帯」なのですが、このGスポット、「絶叫スポット」「究極の性感帯」「潮吹き」など、男性のファンタジーが渦巻き、過大評価されていることが多いのです。とくに、セックスビギナーでセックスに自信がない男性ほど、「Gスポット」を攻め立て、女性を満足させようとする傾向が……。
-
2013.03.22
愛すべき珍獣をかわいがるように…彼への愛撫
ラブライフのA to Z:6回 【F】…フェラチオ 大人の女性に捧げるラブライフのA to Z。 今回のテーマは、ズバリ、F=フェラチオ。男性が快感を得るために行う愛撫ではない、愛を伝えるフェラチオについてお伝えします。 舌使いの巧みさよりも大事なこと 「フェラチオが上手い女性」というと、何を想像しますか?舌技? 上目づかいの目線? かき上げる長い髪? 大げさな吸引音? 淫乱さ?多分、それは、AVのフェラチオの影響を受けすぎかも。AVは、男性の視覚と聴覚を刺激するためのエンターテイメント映像。男性の興奮のツボをついているので、AVフェラの真似をしたら、そこそこいい反応はあるとは思います。でも、エンタメではない、心とカラダが安らぐ癒し系フェラチオがあってもいいはず。癒し系フェラチオをシンプルな言葉で、愛らしく綴った本があります。夏石鈴子さん著の短編小説『バイブを買いに』(角川文庫)です。『バイブを買いに』の主人公の女性と同棲相手とのセックス描写は、とっても愛に溢れていて、ひなたでじゃれあっている猫たちみたい。主人公が自分のフェラチオをしている様子は、「一生懸命でそれでいて、嬉しそうな、うっとりした顔だと思う。」と表現されています。
-
2013.03.15
セックス=下ネタではない!豊かな「触れ愛」としてのセックス
ラブライフのA to Z:5回 【E】…Enjoy! being woman 大人の女性に捧げるラブライフのA to Z。 今回のテーマは、E=Enjoy! being woman私の座右の銘であるこの言葉。せっかく女性に生まれたのだから、女性としての人生をめいっぱい楽しみたい!そのために、あなたのラブライフ観を見直してみましょう。 本当の「女性性」とは…? ラブライフアドバイザーの私の元には、女性達から「どうしたら女性性を高めることができますか?」というご相談が寄せられます。 「女性性」と一口に言っても、思い描く「女性性」のイメージはバラバラ。まずは、彼女達のイメージする「女性性」を探ろうとするのですが、体型やファッション、メイクなど外見を指している場合もあるし、「モテたい」「愛されたい」という対人的なコミュニケーションの場合もあります。「色気」という意味合いで使っていることも。 私の考える「女性性」は、外見だけ、コミュニケーションスキルのテクニックだけを磨いて簡単に上げられるものではなく、もっと本質的なものだと思っています。 その女性の「知識」「経験」「ルックス」「雰囲気」「思慮深さ」を凝縮した上でにじみ出る立ち振る舞い。相手を受け入れ、慮り、自分の中で咀嚼して、切り返す。という、一連の流れが、しなやかで気品があるかどうか?日本語の「たおやかさ」こそ「女性性」を表現するのにピッタリな言葉ではないでしょうか?
-
2013.03.08
セックスは、ベッドの上で踊るダンス?
ラブライフのA to Z:4回 【D】…ダンス 大人の女性に捧げるラブライフのA to Z。今回のテーマは、D=danceセックスは、ベッドの上で踊るダンス。ダンスを通して愛情表現のバリエーションを広げるご提案をします! セックスで露わになるあなたの身体能力と表現力! 「床上手になりたい!」「セックスを楽しみたい!」というセックスに積極的な女性の声が、ラブライフアドバイザーの筆者の元には寄せられます。そんな時、私がチェックするのは、彼女たちのカラダつきと普段の運動量。そして、話をしている時の表情や言葉選びです。 多くの女性は、「どんなテクニックを身につければ、男性は喜びますか?」というコンピューターでいうところのソフトウェアにフォーカスしていますが、ハードウェア(身体)の品質も、健康的にセックスを楽しむためには、大事な要素です。 セックスは、身体能力が高く、表現力が豊かな女性ほど、より楽しめるのです。「騎乗位は疲れる」「セックス中に脚がつる」「冷え性」という女性は、要注意。筋力と柔軟性が低下している証拠です。身体能力が露わになるのは、体位。膣のフィット感やセクシーな身のこなしは、筋力と柔軟性がある女性ほど、男性から見て、官能的です。 表現力が露わになるのは、セックス中のリアクション。男性の愛撫を受けて、気持ちよさをどう表現するか? ボディランゲージなのか、言葉で伝えるのか? 極端に恥ずかしがったり、ノーリアクションはNG。
-
2013.03.01
目隠しプレーで研ぎ澄まされる五感で、ニブイ女は卒業!
ラブライフのA to Z:3回 【C】…コミュニケーション 大人の女性に捧げるラブライフのA to Z。 今回のテーマは、C=communication 「セックスは究極のコミュニケーション」と言われていますが、より官能的にふたりが繋がるためには、五感をフル稼働させて、コミュニケートすることがポイント。感覚器官を敏感にすれば、毎回新しい発見があり、彼とのセックスも新鮮さがキープできるのです。さっそく、ひとつひとつの感覚を感じていきましょう。 ニブイ女は卒業! 五感を研ぎ澄まして、ニーズを知る 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。そして、第六感。以前、連載していた「五感で身につけるセックス学」でも、五感を研ぎ澄ますことで、セックスがより楽しくなることをお伝えしてきました。男女ともに素敵なセックスをする人は、観察眼がするどく、コミュニケーション能力が高いのが特徴です。