Columコラム
2014年02月 の記事一覧
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2014.02.28
セックスでいい気の交換できてる?必ずチェックすべき3点/E=エネルギーの交換
前回の「D=ジレンマ」も合わせてどうぞ。 あなたのセックスをもっと楽しくする「ラブライフのAtoZ 2nd stage」。今回のテーマは「E= energy(セックスはエネルギーの交換)」です。 良質なセックスは、「心・体・気」の3つのバランスが整っている セックスに、「エネルギー」や「気」のお話を持ち出すと、一気に引いてしまう人や胡散臭さを感じてしまう人がいらっしゃるのが、否めないのですが、「セックス」と「エネルギー(気)」のお話は、充実したセックスに欠かせないので、今回は、果敢にも真正面から切り込んでみたいと思います。 古今東西のセックス関連の文献を読み込んでいくと、どうしてもセックスと気の密接な関係性にたどり着いてしまうんです。例えば、「接して漏らさず」で有名な江戸時代の儒学者、貝原益軒の著書『養生訓』では、男性は40代になったら、「交接しても、気を漏らさない(射精しない)」ことが、健康維持のために大切だと説かれています。 これは、もともとは、中国で始まった考え方ですが、古くから東洋医学では、射精と同時に精気も放出されると考えられていて、年齢を重ねて頻繁に射精することは、健康に害があると言われているのです。ただ、古い文献は、男性目線で書かれているので、女性としては、その効果を実感しにくい。
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2014.02.26
Lesson1 感度UPのためのカラダ温めケア
ひとりで/ソロ活動(1)感度UPのためのカラダ温めケア Lesson1「感度UPのためのカラダ温めケア」 ベッドの上で美しく立ち振る舞えるセクシーな大人の女性を、私は、「ベッド美人」と呼んでいます。 「こんなに気持ちいいセックス、生まれて初めて!」と男性に絶賛されるベッド美人の必須条件がいくつかあります。それは、一体何だと思いますか?男性が口を揃えて言うベッド美人は、ズバリ「感度のいい女性」。「自分のテクニックを棚に上げて、ちょっと都合がいいんじゃない?」とは思いますが、これは、セックスにおける日本人男性の心理を反映しているようです。セックスカウンセリングをしていると、感じるのですが、日本人男性は、自称テクニシャンな男性よりも、セックスの経験があっても、自分のセックスに自信が持てない人の方が多いのです。
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2014.02.21
恥ずかしさの中で味わう興奮が、肉体全体を性感帯に/D=ジレンマ
前回の「C=コンドーム」も合わせてどうぞ。 あなたのセックスをもっと楽しくする「ラブライフのAtoZ 2nd stage」。今回のテーマは「D= dilemma(ジレンマ)」です。 ジレンマを上手く味わえる人がセックスを楽しめる人 ジレンマは、二つの相反する事柄の板挟みになること。セックスにおけるジレンマは、心とカラダを刺激する最高のスパイスです。「セックスを思いきり楽しむには、『恥ずかしさ』や『後ろめたさ』は感じなくてよい。もっとオープンに、楽しもう!」と言われることがありますが、これは、ある意味で合っていて、ある意味で間違っていると思います。 アメリカの文化人類学者ルース・ベネディクトは、著書『菊と刀』の中で、日本文化は、外的な視線を気にする「恥の文化」と定義しましたが、日本人のセックス観は、「恥ずかしさ」が根底にあります。恥ずかしさの中で味わう快感こそが、甘美な体験となり、脳がやみつきになってしまうんですよね。ですので、私は、セックス観のベースに「恥じらい」があることは、必要なことだと思います。 この恥ずかしさを興奮材料として用いるのは、SMの世界ではよくあること。「こんな恥ずかしい格好をして…」「こんなに、恥ずかしい音が出てるよ…」というセリフが飛び交います。恥ずかしさが、脳の興奮をエスカレートさせていくのです。このジレンマを舌の上でワインを転がすように味わえる人こそ、セックスを楽しめる人と言えるでしょう。 ここで、肉体を快感に誘うジレンマ・テクニックをご紹介します。
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2014.02.14
生でしたい男性と安全で気持ちいいセックスがしたい女性の違い/C=コンドーム
前回の「B=ベッド美人」も合わせてどうぞ。 あなたのセックスをもっと楽しくする「ラブライフのAtoZ 2nd stage」。今回のテーマは「C= condom(コンドーム)」です。 男女別人気コンドームで見るセックス観の違い セックスに欠かせないアイテムと言えば、「コンドーム」。以前にも、「二度目の夜の前に!おススメのコンドームを付け具合から大検証」でコンドームの使い比べをしました。 ニッポン人の性生活の現状は、「セックスレス」と「恋人がいないご無沙汰シングル」が幅をきかせているので、コンドームメーカーさんも、大変そう…。そんな状況の中でコンドームの消費量を上げるために、個性あるコンドームを作っているのですから。 男に人気があるコンドームと女に人気のあるものを比較すると、男女それぞれが求める快楽のカタチが浮かび上がってくるので面白いんです。女性に人気のコンドームの代表格は、ジェクスさんの「グラマラスバタフライ」シリーズが有名。
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2014.02.12
第1回目 プロローグ(序章)
「本当に気持ちがいいセックス、しませんか?」「2014年ニッポン人のセックス事情」「頭でセックスする男性、セックスをうやむやにする受け身女性」 昨年、連載させていただいた大人の女性のための秘密のレッスン「セクシャル・ビューティーレッスン ビギナー編」(http://city.living.jp/tokyo/love/lovelife_olivia/79220)がおかげさまで大好評だったため、読者のみなさまの熱いラブコールにお応えして「セクシャル・ビューティーレッスン アドバンス編」として、パワーアップして戻ってまいりました。 私は、「日本人の女性をもっとごきげんにする!」というライフワークを掲げ、日本人女性のセクシャリティーを研究し、女性がセックスを通してごきげんになる方法を、日々、模索しています。2007年にラブライフアドバイザーとして活動を始めてから現在に至るまで、セックスカウンセリングやスキンシップ・コミュニケーションの体験型ワークショップを重ね、多くの日本人のセックス観に“生”で触れてきました。その中で、気づいたことがあります。それは…、現代の日本人男性は、セックスを頭で理解して、知ったつもりになり「頭でっかちでむっつりスケベ化」しているということ。「むっつりスケベ」は、日本人のエロス観の根底にあるもので...
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2014.02.07
もう一度セックスしたい!と思われる女性の秘密/B=ベッド美人
前回の「A=愛撫」も合わせてどうぞ。 あなたのセックスをもっと楽しくする「ラブライフのAtoZ 2nd stage」。今回のテーマは「B= beauty(ベッド美人)」です。 ベッドで美しく映える女性の条件 私は、ベッド映えする女性を「ベッド美人」と呼んでいます。セックスは、その人が生まれてから現在に至るまでの経験や価値観、人間性、感性が露わになる行為。 ベッドはオンナの舞台。裸一貫になった時こそ、その人の真価が表れます。自分が自分らしくいられるセックスをしていれば、すべての女性は、十分に美しい存在です。 しかし、セックスは、自分一人ではなく、相手ありきで行うもの。男性の話を聞いていると、どうやら一度、セックスしたら「もう、いいや」と思う女性と「もっともっと彼女とのセックスにハマりたい!」と思う女性に分かれるようです。もちろん、後者がベッド美人。前者と後者の差は一体、どこでついてしまうのでしょうか?男性の証言をもとに、ベッド美人を分析してみましょう。