Columコラム
2018年02月 の記事一覧
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2018.02.28
episode4 : 新規登録バブルに惑わされないで
▼前回のコラム▼episode3 : スマホ婚活が加速する『プロフィール作成』 新規登録バブルに惑わされないでスマホ婚活用のプロフィールは、作成できましたか?実際にプロフィールを登録してみて、登録男性陣からの反応はいかがですか?笑顔の顔写真を登録して、きちんとプロフィールを書いている女性であれば、・想像以上に「いいね♥」がきたり…※・一晩で読み切れないほどの個別メッセージがきたり…(※お互いに「いいね♥」しあった人だけがメッセージをやり取りできる仕組みのマッチングアプリが多いです)「あれ?若い方が有利だと聞いていたけど、35才OVERの私でも、もしかして結構、需要ある?!焦らなくてもいいんじゃない?」と思いませんでしたか?そう思ったあなた。うっかり安心して、婚活戦線から退かないでください。それは、「新規登録バブル」です。うたかたの夢です。「いいね♥」してくる男性をよーく見てください。まだ、婚活のファーストステップの段階ですよね。会ってもいないし、その中にあなたの人生の伴侶がいるとは限りません。油断禁物です。私が面接した男性の中には、コミュニケーションもとれるし、ルックスも好感が持てる男性であるにも関わらず、「1年間、女性と会うまでいかなかった」という男性がいました。そう、婚活男性も過酷なマッチング戦で粘り強く頑張っているのです。そこで、ターゲットになるのが、右も左もわからない新規登録したての女性。相互「いいね♥」からメッセージのやり取りまで、手探りでずいずい進んでいく新入り女性は、男性にとっては、期待の星なんです。そんな仮想モテキもしばらくすると凪がやってきます。どうか、新規登録バブルに油断して「私、まだまだイケてる!」とおごり高ぶらないで、謙虚にいきましょう。 長引く婚活でささくれ立つ心、失うぬくもり 何でこんなに厳しい語り口なのかというと、長引く婚活で、だんだんと男性を見る目が厳しくなり、人とのご縁を繋いでは切っての繰り返しで心が殺伐としてくるんです。「あなたは、私と結婚する気があるの?」と心の中で凄んだり、「あなた以外にも、私には選択肢があるのよ」って態度がにじみ出てしまったり。人としてどうかと思うけど、婚活後期の私もまさにそんな感じでした。私が夫と出会ったのは、婚活開始から半年後。「ダメなら、ハイ!次!」と気持ちをさっさと切り替えて、面接を重ねていた当時の私。夫から見た私の第一印象は、好印象だったところもあったそうですが、その一方で、「なんだか態度がよそよそしいし、帰る時も足早に帰って行ってしまった」と嘆かれます。そうなんです…。友人の仲介で、カフェで3人で数時間過ごした後、「この人は、その気なさそうだな…」と早合点した私は、二次会的に夕ごはんも食べに行かず、連絡先も交換せず、カフェの前で解散したんです(震え声)私たちは、その後、奇跡的に挽回して結婚しましたが、出会いのつぼみを自分でひねりつぶすことがないように、どうか人としてぬくもりのある接し方を貫いて欲しいと思います。episode5 : スマホ婚活で『いい人が全然いない!』と嘆くあなたへつづく▼「オトナ婚活」にまつわる質問・ご感想はコチラまで▼(すべて目を通しています。励みになります!)info@olivia-catmint.com
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2018.02.28
愛情が深まる体位を知りたい!
実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本(※)。新婚の時期は「私たちはまだ大丈夫」と予防策を取らない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し! そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOliviA先生」が丁寧に解決していきます。いつも体位がワンパターンです……。「今のところふたりのSEXに満足はしているのですが、普段は決まったパターンでほとんど正常位しかしないので、他の体位もしてみたいなぁと思います。お互いの愛情をよりたくさん感じられる体位があったら知りたいです!」(ななみんさん/アルバイト・結婚1年目)相手への興味を常に持っていたいから、いろんなパターンを試そう夫婦のSEXはどうしてもパターン化してしまいがち。たまにはアレンジを加えて変化をつけないと、相手への興味がだんだん薄れてきてしまいます。限界を感じて諦めてしまうと、楽しめないまま飽きちゃうことも……。お互い、あれやってみよう、これやってみよう!と、パターンが決まらない今のうちにチャレンジしてみるのが◎。POINT.1 体位を工夫して、快感だけでなく愛を深め合う 体位をいろいろ試すという話題になるとどうしても、興奮する体位、エロい体位、とその過激さの方にフォーカスされがちですが、お互いの愛情やぬくもりを感じ合うには体位を工夫して、良いフィット感や肌合いをふたりで見つけていくのが不可欠なんです。[Style.1]お互いの愛情を深く感じられる体位お互いの愛情を感じやすいのは、密着するふたりの肌面積が多いスタイルであることがポイントです。心地のよいスキンシップの延長線上にあるようなSEXは、癒やし効果も抜群。ポイントはピストン運動をしないで、じんわりと繋がること。心地よい肌の触れ合いは、幸せホルモン「オキシトシン」を分泌させるため、この時に興奮は必要なく、肌と肌を重ねる心地よさに体を委ねて。【例】・お互い向き合って対面抱っこをする座位。・女性がぎゅっと抱き締めて、脚を絡め、思いっ切り肌と肌を密着させる、正常位。・横向きで添い寝して、彼に後ろから抱っこされる、バックスタイル。[Style.2]ふたりで一緒にイキやすい体位彼と一緒にイキたい、中でイキたいという人におすすめなのが、快感を追求でき、奥まで深く入る体位です。必ずしもふたりでイクことにこだわり過ぎなくてもよいのですが、お互いの目を見つめ合いながら、クライマックスに向かってふたりの息を合わせるのも、愛情を感じる一つ。「イキそう?」「もうちょっと……」とお互いコミュニケーションを取りながら、イクタイミングを合わせてみて。慣れないとなかなか難しいので、最初は、お互いのイクまでのバイオリズムを知ることからスタートして、息を合わせていってくださいね。【例】・女性が四つんばいになるバックスタイル・膝の後ろに彼の腕を入れて、お尻を持ち上げる正常位・女性の足を、彼の肩に掛ける正常位・腰の下に枕やクッションを入れて傾斜をつける正常位POINT.2 SEXはふたりのもの。体位も男性に任せ過ぎないこと体位って男性がリードするものだと思われがちだけど、そんな決まりはどこにもないですから、肩肘張らずにもっとカジュアルでOK。待ちの姿勢で「本当はもっとこうしたいのに……」って思っているだけではもったいない! 四十八手と呼ばれるくらい体位の種類はたくさんあります。ふたりでいろんな体位を試すことで、今後の引き出しが増えていきますから、夜のマンネリ防止のためにもぜひチャレンジしてみて。慣れてきたら、少しずつアクロバティックなものや、変わった体位に挑戦していっても楽しいと思いますよ!From 編集部今だからこそたくさんの新しい体位に挑戦!新婚の今のうちに、いろいろと新しい体位を試して今後の引き出しをつくっておきたいもの。今回ご紹介いただいた体位は難しくなく取り入れやすいものばかりだから、早速今夜から取り入れてみてくださいね。
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2018.02.25
寸止めも即イキも自由自在!見落としがちな「包皮小帯愛撫」
ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。前回ご紹介した男性器まわりの性感帯8つ。全部覚えましたか?①亀頭②尿道口③カリ首④包皮小帯⑤裏筋⑥陰茎⑦陰嚢⑧会陰 でしたね。今回は、多くの女性が見落としがちなのが、④包皮小帯への愛撫について解説していきます。射精への架け橋「包皮小帯」 包皮小帯は裏筋全体を指しますが、ここでは、裏筋の中でも、亀頭と裏筋のつなぎ目部分、漢字で「人」のように見える亀頭寄りの部分として解説していきます。「人」部分は、裏筋の中でもより感度が高い部位とされています。 男性が最も射精しやすい愛撫は、ピストン運動のような上下の強摩擦ですが、その時にも包皮小帯が関わっています。上下摩擦に連動して、包皮小帯が亀頭側にクイックイッと引っ張られ、それが刺激となり射精に向かってじょじょに高まっていきます。包皮小帯がどれだけ敏感な性感帯かと言うと男性の「早漏治療の手術」の解説ページを覗いてみるとわかります。(包皮小帯の)周囲には性感帯が密集しているため、切除手術をすることにより早漏を防止する効果があります。性感帯が全てなくなるわけではないので、治療によって不感症になる心配はありません。 性感帯としてこんなにも重要視されているとは知らない女性も多いのではないでしょうか。包皮小帯の敏感さを利用すると、彼の持続力を高めることも、早くイカせることも出来るんです。早漏の彼には「スクイーズ法」 手コキやフェラでもイキそうになってしまう超早漏の彼に試してみる価値があるのが、「スクイーズ法」という愛撫テクニックです。 スクイーズ(squeeze)は、「圧搾する」「押しつぶす」という意味で、早漏男性のマスターベーショントレーニングにも用いられます。ここでは、女性から男性に応用して彼が1秒でも長持ちできるように協力しましょう。スクイーズ法1. ペニスを愛撫している最中に彼が射精したくなったら、包皮小帯に親指を当て、人差し指と中指を反対側に沿える。注射の後に止血するくらいの力加減で親指に力を入れてぎゅっと握る。2. イキそうになる射出感がおさまったら再び愛撫を開始する。3. イキそうになったらスクイーズを繰り返し行い、射精するまでの時間を延ばす。3回繰り返し、4回目で射精に誘う。 早漏克服のトレーニングにもなります。早イキさせたいときには 早漏対策とは逆に「早イキさせたい!」というときには、包皮小帯の「上下運動」をよく観察しながら上下摩擦を行います。 包茎手術をした男性や手術をしていなくても男性の中には、包皮小帯を含む裏筋が過敏すぎて、フル勃起したときや上下摩擦の際に亀頭や裏スジに痛みがでる人もいます。彼を早くイカせようとして、がむしゃらにスピード手コキを繰り返すのは要注意です。亀頭がおじぎをするように裏スジに引き寄せられるようでしたら、「痛くない?大丈夫?」と彼に確認しながら行いましょう。 見過ごしがちな射精の要になる「包皮小帯」への愛撫、今一度見つめ直してみてくださいね。 つづく
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2018.02.24
episode3 : スマホ婚活が加速する『プロフィール作成』
▼前回のコラム▼episode2:はじめてのスマホ婚活 スマホ婚活が加速する『プロフィール作成』 さて、私がはじめにとりかかった『スマホ婚活』その後、半年間に渡り、マッチングした男性と面接(お見合い)していくことになります。もし、あなたが、これから本気でスマホ婚活をしていこうと思っているなら、再重要ミッションとして取り組んで欲しいことがあります。それは、婚活サイトを利用する人が閲覧する『プロフィール作成』。特に、ユーブライドのプロフィールは、「スマホ婚活をするかどうかは置いておいて、ぜひやってみて欲しい!結婚相手への希望と結婚後のライフスタイルがクリアになるから」と婚活初心者の女性達にアドバイスしています。無料会員に登録すれば、自分のプロフィール作成・公開が出来るだけでなく 、男性のプロフィール検索・閲覧が出来ます。今までの自分のこと、今の自分の状況、これからの結婚生活の希望を文字にして意思表示していきます。誰にも公開しないこと前提で自由に書く「引き寄せリスト」と違うのは、自分の魅力が伝わるように己を客観視しながら、自分好みの男性の目に留まるように人目を意識して作成するところ。「引き寄せリスト」を書いている時の高揚感を現実に落とし込んでいきます。ユーブライド プロフィールの全項目ユーブライドのプロフィールは、ニックネーム、年齢、居住地、出身地、生年月日、身長、体型(ふつう、やせ型等)、学歴、学校名、雰囲気(まじめ、やさしい等)、血液型の「基本情報」フリースタイルで記入する「自己紹介と性格」「仕事と収入」は、職業、業種、年収、詳しい仕事内容、勤務地、転勤の可能性、資産、資格を記入します。「ライフスタイル」は、休日、休日の過ごし方、お気に入りの映画や本、お気に入りの場所や旅行先「結婚観」は、結婚歴、子供の有無、自分の家族との同居、結婚希望時期、結婚に対する意識、お相手の結婚歴、理想の結婚、絶対に譲れない事「結婚生活への価値観」は、★共働きの希望、★子供の希望、家計の希望(お相手次第等)、旅行の希望(毎年行きたい等)、食事の希望(できるだけ自炊したい等)、趣味の希望(趣味にあまりお金は使わない等)、★育児の希望(協力しながらしたい等)★印で、とくに重要視している項目をマークします。証明書提出は、年齢認証、クレジット認証、本人証明、独身証明、収入証明、学歴証明、資格証明の任意の提出があり、この証明書提出をパスしている人ほど、信頼度が高いと見られます。空欄にしておくことも可能ですが、できるだけ多くの項目を埋めるように書いている人の方が、真剣に結婚相手を探しているという熱意が伝わってきます。結婚相手を探す上でダイレクトに聞きにくい「収入や資産」や「結婚観」は、すべてプロフィールを読めばわかるようになっているんです。効率いいですよね。「飲み会で友人が連れてきた人が気になる」「仕事の取引先の人が気になる」というレベルから結婚するには、「名前は」「既婚者か独身か」「彼女(彼氏)はいるのか」という基本情報の探りから入らないといけません。友人を介しているなら、その友人が引き出し役になってくれるかもしれませんが、単身アプローチは、スマホ婚活の合理性を知ってしまうと、気が遠くなる工程に思えてしまいます。 夫が豆から淹れるコーヒーは結婚生活に必要か私は、3日間くらいかけてプロフィールを作成しました。結構時間がかかる作業です。じんせいをかけていますから、手を抜けません。その後、試行錯誤しながら、定期的にアップデートしていました。これは、職業柄かもしれませんが、スマホ婚活慣れしていくうちに、自分好みのタイプの男性とマッチングできるプロフィールの完成度が上がってきたため、面会すると「サクラかと思ったけど、本当に実在していたんですね…」と言われることもありました。「なる早で結婚」を掲げていたので、本気度の低い「なんちゃって婚活」や「婚活を装ったヤリ目」に引っかからないように、自分の誠意が伝わるように真摯に書きましたし、相手のプロフィールもじっくりと読み込んだ上で、メッセージのやり取りをするかどうか、面会するかどうか決めていました。しかし、恥ずかしいことに本腰入れて婚活を始める前の私は、理想の結婚生活というと、「夫が豆から淹れてくれるコーヒーの香りで目覚めたい」程度の結婚ファンタジーでした。実際に結婚してみて思うのが、豆から淹れたコーヒーは、コーヒーショップに行けばいつでも飲めるということ。当たりまえだけど。結婚準備も結婚生活も現実に根差した決断の積み重ねです。お金、セックス、病気、家族の介護など語りにくいことも語っていかないといけません。健やかなる時だけじゃなく、病める時も一緒に寄り添いたいと思えるライフパートナーを見つけるのです。ふわふわっとした結婚ファンタジーの世界から脱して、婚活市場における自分の立ち位置を冷静に分析するのは、真冬に冷や水を浴びる気持ちでした。実際に、人生のセンパイに婚活宣言をしたところ、「オリちゃんって、仕事している時はストイックだけど、結婚のことになると急にふわっとなっちゃうね。」と言われましたよ。その言葉で思い出したのは、高校受験で志望校を提出した時。私が進路決めに本気を出していないことに気づいた担任が、「ここにするの?仲良い友達も行くし、制服もかわいいしな。」と言い放たれたことを思い出しました。キツイ言葉でしたが、その言葉で目が覚めた私は、「英語が話せるようになって、もっと視野を広げたい」と進路を海外研修にある英語科に変え、集中的に勉強して志望校に合格。後に、OliviA誕生のきっかけにもなる海外滞在経験を得ることになります。冷や水をかぶったからこそ、人生を左右する大切な決断に向き合うことができて、スルスル婚ができたと思っています。 『プロフィール』は、人生のエントリーシート。『プロフィール』は、就職活動で言うところのエントリーシート。自分の人生の棚卸をして、これから始まる婚活戦で使える武器を揃えます。「何をどう書けばいいのかわからない…」「アピールの仕方がわからない…」と悩む人のプロフィールをすべて添削してあげたいくらいですが、そうもいかないので、コラムを読み進めながら、一緒に作成していきましょう。 episode4 : 新規登録バブルに惑わされないでへつづく▼「オトナ婚活」にまつわる質問・ご感想はコチラまで▼(励みになります!)info@olivia-catmint.com
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2018.02.24
【レポート】「カカオ豆から作るホンモノのチョコレート作りレッスン」
庄司いずみベジタブル・クッキング・スタジオ、バレンタイン特別記念といたしまして、原料のカカオから”ホンモノ”の手作りチョコレートを教えていただきました。 夫婦コミュニケーションアドバイザー、アロマセラピスト、『食とスキンシップでパートナーシップを豊かにする!』を掲げて活動中のOliviaさん。スタジオでのチョコレッスンは初めてですが、オリビアさんが自身で開催するワークショップと合わせると今回で4回目。毎回大人気で『またやらないんですか?』の声も多数、追加クラスを開催するほど。 チョコレート作りに使用するカカオは、オリビアさんこだわりのフェアドレードの半焙煎のカカオ豆。<簡単に…フェアトレードとは?>カカオ豆の生産量は、コートジボワール、ガーナ、インドネシアと続きます。途上国の小規模生産者の人たちが、丹精込めて収穫した農作物。それを読み書きのままならない農家の人や、立場的に弱く、仲買人の言いなりになるしかなかったり…と、小規模生産者の農家の人々にとって、公平ではない現実がまだまだ多く存在します。また、家族総出で農作業を行うため、学校に通えない子供も多くいます。そういったことが起こらないよう、労働にはそれに見合った適正な対価を。売り手と買い手にとって公平な条件で取引することによって、生産者の自立を支え、貧困からの脱却を目指す貿易の仕組みのことを”フェアトレード”と言います。日本でも最近では、カカオ豆の他にコーヒー豆などでもフェアトレード商品が増えてきています。愛情込めて作る手作りチョコレートだから、原料のカカオ豆も愛情のこもったものがいい。だからオリビアさんはフェアトレードのカカオにこだわっているのですね。 こちらは約200gのチョコレートが作れる、とっても便利なキット。今回はインドネシアのパプア州のものです。 まずはこの状態まで、みんなで刻んでいきます。次に、湯煎で溶かし、チョコレート作りの中で一番肝心な、テンパリングの作業です。 テンパリングが済んだら、型に流し込んでトッピングをして冷蔵庫で冷やします。冷蔵庫で冷やし固めている間に、カカオ豆を焙煎してカカオマスを手作りする貴重な体験です! カカオ豆の香ばしく甘〜い香りで部屋中が満たされます。10分ほど炒り、合図の音がしてきたら焙煎終了。 熱いうちに皮をむきます。 皆さん、無言でひたすら皮をむきます(笑)むいたらすり鉢ですっていきます。カカオマスが完成したら、皮で煮出したカカオティーとともに、ご試食を。カカオのこと、チョコレート作りのことをたくさんお話ししていただきました。興奮作用があると言われているカカオ。実習の途中から「なんか元気になってきた!」という人も(笑)。1週間くらい冷蔵庫で寝かせると、熟成されて美味しくなるそうです!ちょうどバレンタインのタイミングですね!今回使用したチョコレートのキットも、インターネット通販で買えるそうなので、ぜひぜひ、お試しくださいね。ご参加の皆様、オリビアさん、どうもありがとうございました!
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2018.02.22
第3回 ラブライフで人生をもっと豊かに。女性を解放するラブライフのススメ。
大学生の頃から、現在に至るまで「ラブライフ」のアドバイザーとしてのキャリアを確実に積み重ねてきたOLIVIAさん。第3回目の今回は、日常における夫婦間のセックスについて語っていただきました。 ――多分女性の中には、夫に対してセックスについて切り出しづらい方が多いように思います。なにか、きっかけを作るタイミングとかそういうのってアドバイスはありますか? まずは、「二人きり」の時間をつくることですね。お子さんも、親も、誰もいない「二人きり」の時間です。日常生活から二人きりの時間を確保するとか、あとは二人きりになってリラックスしながら喋るっていうのを、その合間にセックスの行為の最中じゃなくて、その前後にその話を盛り込んだ方がいいと思っています。一緒にお風呂に入る習慣があるご夫婦やカップルだったらそういう時間にセックスの話をしてもいいですね。私がおすすめするのは、マッサージやグルーミング(耳掃除、爪切りなど)とか、性的じゃない身体のふれ合いをしている最中に、話せる状態のとき。ですかね。身体が緩んで無防備の状態の時がねらい目だと思います(笑)セックスの相性がいい二人ってどういうものかっていうと、「性に関してタブーなくちゃんと喋れる二人」なんですよ。それさえできれば相性ってどんどん良くなると思っていて、たとえば「この体位ちょっと痛い」って言ったら「じゃあこっちは大丈夫かな」って二人で工夫できるような。そうすると、絶対に気持ちいい体位っていうのが二人で見つけられるんです。それくらい、「話す」というコミュニケーションは大事なんですね。 ――セックスレスの場合、たとえば夫婦間でどっちかがセックスしたいんだけど、どっちかがやりたくなかったらすれ違ってしまうじゃないですか。その溝を埋めるにはどうしたらいいんでしょうか? そういったことがきちんと話せる二人であれば良いですけど、そうじゃない場合には、もっと前段階の話になりますけど、ファーストステップとしたら目を合わせて挨拶をして会話をするっていうことからですかね。 ――目を見て話すことから、ですか!? いや、実は目を合わせないで話す夫婦とかカップルって多いんですよ?まあ言いにくいことは視線をずらした方がいいので、なんかこう肩揉みながら後ろから言うとか、うつ伏せでマッサージしているときに言うとか、その方が面と向かうよりも緊張感が少なかったりはしますので、そういう場合もありますけど…。あとは、セックスをしたい側の方からセックスしたくない側に対してスキンシップというか、全身をケアするようなマッサージをしてあげることや、膝枕で耳掃除とか爪切りとかそういうことから始めてもらえればと思います。触れ合うことさえしてない日常的にね、セックスっていうとものすごくハードルが高くなっちゃうので。極端な話、目と目を合わせるのも性行為の第一歩だと思うんですね。ちゃんと目を見て会話をする。前戯の第一歩と言っても良いくらいです(笑)後は、毎朝の挨拶、「ありがとう」と「ごめんなさい」という言葉のやり取りですね。「愛してる」は照れくさいかもしれないけど、「ありがとう」と褒めるとかね、変化に気づくとか、「あなたのことにとても関心があります!」っていうのを、新婚時代くらいわかりやすくするんですよ。「あなたに興味があります」っていう、本当にちゃんと見てますよ~っていうのを意識してやっていくだけでいいんです。「今日は顔色いいんじゃない」とか、「あれ今日髪分け目違う?」とか、何でもいいんですよ(笑) ――女性らしさをはき違えて、たとえばちょっといい下着を着ければいいんじゃないかとか、服装をちょっと変えればいいんじゃないかとか、ついそっちに行きがちじゃないですか。「セクシー」っていう分かりやすさも大事かもしれないけど、そうじゃなくてやっぱり目を合わせるとか、っていう意味合いで先生よろしいんでしょうか(笑)? 中高年とかご夫婦の欲情って「優しさ」で欲情するって思うんですよ。優しさとか可愛らしさ。で女性がセクシー路線で行く引かれちゃったりするんですよ。旦那さんからね、「どうしたの、お前!?」みたいに言われちゃうんです。セクシー作戦よりも、可愛らしい感じにキュンとする。ハートがときめく作戦に変更したほうが良いと思いますね。 ――「おまえ、かわいいな」ですね!先生(笑)? はい、そうです(笑)「お前エロいな」じゃなくて、「お前かわいいな」って思わせる作戦の方が絶対私は作戦成功すると思いますね。たとえば部屋着も、エロい部屋着とかじゃなくて、さわり心地がいいとか、隣に寝てて肌にすっと来た時になんかちょっと触りたいなってなるようなものだとなお良いですね。そもそも女性の肌って男性より断然すべすべなので、クリームとか塗ってね、触りたいなっていうような肌にするとか、プルンとした、みずみずしさなんです。「エロじゃないことにも欲情する」って、みなさんに伝えて回りたいくらいですね(笑)かわいいなって思わせた方が男性は近づきやすくなるのは間違いないと思います。若い頃のセックスと恋人同士のセックスは「ザ・エロ」でいいと思うんですよ、即物的ですが、視覚的にエロいものに刺激を受けて「セックスしたい!」でいいと思うんですけど、「同じ人」とずっとしていくって、動物的なセックスじゃないんですよね。もっと人間的なコミュニケーションを要するセックスになっていくんです。そうなると、もっと優しい雰囲気で性的な触れ合いに発展するような作戦を取った方がいいと思いますね。 ――エロと真逆にありそうな「優しさと可愛らしさ」が大切なんですね。考えてみると頭使ってセックスしてますもんね、先生の今お話だと、「痛かったらこうして、じゃあこうしよう」みたいな。 そうです、だからこそ会話だったり、コミュニケーションがすごく大事になってくるんです。本能だけに頼るセックスは、同じ人とずっとするってどうしてもマンネリになってしまうんですよね、興奮が続かず飽きてしまう。それを維持するのは至難の業なんです。それならば、路線を変えることが大切ですね。ただ、動物的に欲情するっていうのも大事なので、自分のパートナーがどういう事をするとムラッとするのかっていうのを普段から観察しといたほうがいいですね。たとえば女性だったら、ご主人はどんな下着が好きかとか、どういう時にエッチな気分になるのか、とか。お酒を飲んでる時なのか、時間がゆったりある時なのか、リサーチですね。きっかけづくりになるような、いろんなスイッチをたくさん持っておくと良いですよね。そういう二人の時間を夜つくるためにも、家事育児は昼間の間とか夕方とかに、出来るだけ片づけておいて、まず時間を作るのもすごく大事だと思いますね。 ――これまでのお話だと、中高年からは本能的なセックスから理性的なセックスに変わるって話だったじゃないですか。興奮して、男性が勃起して…というセックスの仕方も変わるということなんでしょうか? そうですね、中高年以降のセックスは、「相手を喜ばせる」っていうものにちょっと目覚めていくといいと思いますね。男性の場合だったら、男性機能も低下してくるし、自分の喜びっていうよりはパートナーが喜ぶとか気持ちよさそうにしているのを眺めて、悦に入るみたいな楽しみ方を入れるとご自身もピンチを避けられると思いますね。「今日俺ダメだから気持ちよくさせるね」みたいな、ご奉仕的なセックスに切り替えると自分のコンプレックスもカバーできるし。逆に女性は、今までは男性に身体を貸すとか、なんとなくセックスは男性の時間って思っていたところを今度は自分が主体的に、自分が気持ちよくなるにはどうしたらいいんだろうっていう風に変えていく。そういう風にしていくと男女バランスよくなるかなと。歩み寄っていくみたいな感じがいいかなと思いますね。人生経験も増えますし、身体の衰えもそれぞれ感じてますし、若々しさを求めすぎない、やっぱり「優しさ」のセックスができる年代になった、と捉えてほしいですね。今こそ子供を作るっていう生殖のための行為ではなく、自分が楽しめるセックスっていうのを追及していく時期に入っていくんじゃないかなとも思います。セックスカウンセラー仲間が言っていたんですが、大体48歳くらいから50歳手前で閉経を迎える時期に「私は、女としてこのまま終わっていいのか」みたいな感じになるんだそうです。女としての自分の価値観とかね、そういったものと性的な魅力を関連付けて悩んだりとか、行動に移す方が、増える傾向があるみたいですね。もちろん、それは自然なことなんじゃないかなと思います。 ――逆に言うと、48~50歳っていうその年齢が分かっていれば、ここに向かってたとえ性行為ができる人がいなかったとしてもマッサージしたりとかお手入れしていくっていうのは大事かもしれないですよね。 そうですね、セックスする相手が常にいたらベストではあるとは思うんですよ。そういう気持ちがあっていつでもできる人がいるっていうのは、女性の性的な部分ではすごく満たされると思います。また、女性のライフスタイルを見ていても、性欲って上がったり下がったりとか、女性だと緩やかに上下するみたいなんですね。よく年齢とともに女性は性欲が上がるって言われてますけど、そんなことなくて、やっぱり昔に比べるとちょっと落ち着いたなとかあるんですね。なので、「またちょっとしてみたいな」っていう時期が来た時に相手がいないとやっぱりフラストレーションになるので、コンスタントに性的な関係を持てる相手がいるっていうのは長い目で見ると大事なことなのかな、と思います。それが結婚してたら夫婦ですし、カップルでもいいですしね。 ――上がり下がりがありつつも関係を維持していくっていうのも大事は大事なんですね。逆に女の人から見て旦那さんだったら旦那さんを男として見れないとか、ちょっとこうとてもじゃないけどセックスっていう発想にならないみたいな人も多分いると思うんですけど… それは、たぶん異性として見る努力をしてない人だと思いますね。異性として見る努力をしないと多分見れなくなるんだと思います。それは、誰でもそうです。自然と、家族になっちゃうし。そういう意味では、性的な目で見るっていう行為もセックスも第一歩なので、自分の夫とか自分の妻を性的な目で見るっていうのを全然してない人は先ずはそこから始めますね。「何をしていいかわからない」っていう方には、とにかく夫やパートナーに目を掛けるというか気に掛けることをおすすめしますね。私も結婚して思うんですけど、やっぱりそうやって意識しないと多分どんどん惰性になっていっちゃうんです。「うちの夫老けたな」とか客観的に突き放して見てみる。じゃあ歳をとっていく中で、この人がどうやって健康的に残りの人生を歩んで、どうしたら他の人から見ても「素敵な旦那さんね」って言われるか、維持していくか、目をかけることがすごく大事だと思います。そういう、日常生活の積み重ねがセックスに結び付くというか。夫婦だったらなおさらですね。結婚相手以外だったら飛び道具的にパッと燃えて、興奮すると思うんですよ。むしろなんかさっき言った思いやりとかじゃなく、一時的に興奮したりとか、やっぱたまにしかしないから身体も反応して、女性も濡れるかもしれないけど、やっぱそれとは「別物」と考えて、日常の些細な部分を大切にすることが重要だと思いますね。 オリビアさんは最後に、相手のいいところを見つける大切さを話してくれました。「相手を見損なうんじゃなくて見直していく作業が必要て思いますね。」日常とセックスを“別モノ”として考えてしまいがちになる私たちですが、むしろそれは、逆。日常生活の中にある「セックスの種」を大事に育てることが、よりよいセックスには必要なのだと感じるインタビューとなりました。 オリビア氏インタビュー第1回目の記事を読むオリビア氏インタビュー第2回目の記事を読む 写真:田形千紘 文:掛端玲 編集・構成 MOC(モック)編集部MOC.style – Moment Of Choice
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2018.02.22
第2回 ラブライフで人生をもっと豊かに。女性を解放するラブライフのススメ。
大学生の頃から、現在に至るまで「ラブライフ」のアドバイザーとしてのキャリアを確実に積み重ねてきたOLIVIAさん。20代の頃にはあえて若く見られないように、大人びたメイクなどをして、相談者に不安感を与えないような努力もしてきたのだとか。第2回目の今回は、人生の成熟期にさしかかった女性に向け「膣のケア」の大切さを語っていただきました。 ――膣のケア、と言われてもピンとこないのが正直なところです。膣のケアって、大切なものなんでしょうか? 「膣のケア」こそ、大切です!!…と声を大にして言いたいくらいです(笑)まず、45歳にさしかかって来ると、潤いが少なくなってくるっていうのは膣だけじゃなくて身体全体に言えますよね。ドライアイになったりドライマウスになったり。肌も乾燥しやすくなったりするのは、老化現象のひとつだと思うので、特にすごく嘆くことはないと思っています。「老いを受け入れる」というか、自分の今のコンディションを受け入れるっていうことは大切で、若い時とは違う身体の変化が出てきたときに、「じゃあどういう風に性行為をした方がスムーズかな」っていうのを無理に若作りしなくて受け入れて考えることにもつながるからです。「無理のない、年齢に合ったセックスをパートナーと考えていく」っていうのがいいのかなって思いますね。実際の行為のことで言うと、性交時に痛みを感じる時には、潤滑ゼリーを使うこと。いまいろんな種類が出ていますしね。後は、自分で潤いやすい体を作るために、自分の生活を見直すっていうのもありますね。健康な状態っていうのは粘膜が潤ってる状態なので、全身の「潤い」という部分に意識を向けてみてもよいのかなと思います。後はマスターベーションも効果的ですね。性的な意味だけじゃなくて性器のマッサージをするっていう。外性器のマッサージと、あとは指を入れるのに抵抗がなければ、膣の中に指を入れて膣をほぐすような感じでやさしくマッサージしてもらえれば良いと思います。日本人の女性って、特に膣に自分で何かを入れるとか指を入れるのにすごく抵抗があるんですよ。たとえば月経用品の比率で言っても、海外だとタンポンユーザーの比率って日本よりも多いんですね、月経がある女性の3割~5割と言われています。日本は高品質なナプキンが発達しているというのもあって、ほとんどタンポンユーザーは3割以下というアンケート結果があります。月経の時でさえ自分で膣に何かを挿入するのが怖いという意識があるからです。海外の女性と比べても、日本の女性は自分の性器に対して無知であるし、手入れもしてないですし、意識が低いのかなと思っています。 ――どうしてなんでしょう?海外では自分の性器や性全般の意識があるのに対して、日本は性器に対して意識が低い…社会的なもの、いわゆる「国民性」のような部分もあるのですか? 明治時代以降に「純潔教育」が入ってきたこともひとつの原因かなと思います。「結婚前は処女であるべき」という考えは、明治時代以降に、教育現場で女学生に向けて行われ始めたと言われています。女性は「性的に無知であった方が良い」「女性の性は男性によって開かれる」みたいな価値観の名残が現代にも続いているとも考えられますね。だから、自分自身で快楽に目覚めるっていうのは「みだら」な女性だと決めつけてしまっている部分もあるのかなと。あとは、性に関すること全般を「恥ずかしい」と思っている方が多いですね。女性の性の部分に関して「恥」とか、「隠すべきこと」のような価値観があるから、余計に手つかずになっていると思いますね。「恥ずかしい」という理由で婦人科の内診を受けていないから、先進国の中で、日本人の女性の乳がん検診・子宮頸がん検診受診率は40%代と極めて低いのが実情です。婦人科系の疾患の発見が遅れるということも言われています。セックスだけじゃなくて生殖器の健康に対する意識も低いと思いますね。みなさん、肌とか顔とかのお手入れはするじゃないですか(笑)だから、性器もお手入れするっていう発想は、全然おかしなことじゃないんです。私たちが年齢を重ねるのと一緒で、性器も年を取るんですよね。顔にしわが出来たり、ドライアイになったり、極端に言うとだんだん体が干からびていくわけじゃないですか。だからこそ、美容的な部分と健康の為に性器をよく観察して、お手入れをすることと、セックスでより気持ちよくなるために自分の性器を手入れしようっていう2つをセットで考えてもらえたらいいのかなと思いますね。ちなみに、江戸時代の文献をひも解くと、遊女など「プロ」の女性達は、膣を「りんの玉」というトレーニンググッズを使って膣を鍛えたり、濡れないときは「ふのり」を塗るなど、男性客を喜ばせる方法などが書かれている物もあります。庶民の性生活は、どうだったかというと、春画がありますが、ポルノの意味合いもあるので、デフェルメされて描かれていると思います。江戸時代以前の日本の性文化はかなり大らかであったと言われていますね。 ――他の身体の部分をお手入れするように、膣のお手入れもすごく大切だっていうことですね。年齢によって潤いを良くする、というと食生活や生活改善とか、解決できる方法ってあったりするんですか? 粘膜に潤いを持たせる食べ物は、ぬめりのある食べ物、山芋、おくら、納豆などですね。あとは、粘膜を保護するビタミンAを含んだ緑黄色野菜やレバーも良いと思います。粘膜を保護する成分の含まれているものを食事にバランスよく取り入れることが大切ですね。後は、性器を直接的にマッサージして、血行を良くすることもおすすめしています。何でもそうなんですが、やっぱり人間の機能って使わないと退化していっちゃうんです。たとえば男性機能も、長くセックスレスとかだったらやっぱり衰えてきているかなって思うんですけど、新しい恋人ができて定期的にセックスしていると、男性器も回復するというか、サイズも大きくなると言われています。女性器も同じことだと思います。久しぶりにするとやっぱり膣が委縮していて痛いとか、昔ほど濡れないし、昔ほど感じにくいし…ということは誰にでも起こり得ることです。自分でウォームアップを普段からしておくような感覚で、マッサージが有効なのかなと思います。 ――身体をほぐしておくっていうことですよね。温めておくというか。 身体を温めておくのもいいですね。後は筋肉の収縮でオーガズムを感じるので、膣トレってよく言われるような骨盤底筋のトレーニング、性器脱を予防するためにも大切です。筋肉もどうしても硬くなってくるので、膣トレプラス意識してお手入れをするっていう、そういう感覚が特に年齢を重ねてくると大事だと思いますね。 ――ちなみに、女性の「オーガズム」を感じやすくする膣のトレーニングの方法っていうのも、いくつかあるんですか? もともとはケーゲル体操と呼ばれ、産後の女性の膣まわりの筋肉を鍛える体操から派生しているのが膣トレなんです。女性って膣だけ意識して動かすって結構トレーニングしないと難しいんですよ。括約筋って尿道口と膣口と肛門を締めたり緩めたりを司っているところなんですが、肛門と尿道の筋肉は、毎日排泄するときに使うから、「おしり(肛門)を締めてください」って言うとできるんですね。「おしっこを我慢してください」って言ったらちょっと前の方力入れる。「膣だけ締めてください」っていうと、動かせているのかわかない女性が多いのです。大切なのはその3つの括約筋を特にバランスよく鍛えておくことです。特に膣周りを締めたり、緩めたりって道具も要らず、いつでも気が向いた時にできるので、ぜひやってもらいたいなと思います。電車に乗っているときでもいですし、立ってても座っててもできるので、普段から締めて緩めるみたいなのを、空き時間にしておくだけで膣周りも強化されて、オーガズムも得やすくなります。もちろん、男性と行為をしている時も締め付けが強くなるので、男性の方も気持ちよさがアップしますし、おすすめですね。性器を支えている「骨盤底筋」が緩んでくると、膀胱や子宮が出てしまう「性器脱」の原因になります。臓器が下垂して、膣から出てしまう状態になり、手術をされる方が更年期以降の女性で多いと聞きます。そういったものをしっかり予防する意味でも更年期に差し掛かったら、性器に意識を向けてほしいなと思いますね。 ――健康管理の一環として、性器のコンディションを意識して、膣のトレーニングをするというのが、なんだか自然なことのように思えてきました。 年齢がいくにつれて、そういうのは健康の一つとしてとらえていただければ…と思うんです。いきなりエロいこととかセックスじゃなくてっていう、「入り口」と認識していただくのがいいのかなと。女性としての魅力とか、女性性っていうのは、生殖器のお手入れをすることで、女性としての自尊心を取り戻すとかっていう風に繋がるんじゃないかと私は思っていますね。肌をきれいにするのと同じで、性器もきれいにすることはごく自然なことなんです。むしろなぜ性器だけきれいにするっていう意識にならないんだっていうところが逆に不思議だっていうことですよね(笑)「他はお手入れするのに」「好きな人に見せるところなのに!」という風に思いますね。…そうは言っても、どうしてもデリケートゾーンっていうとセックスにまつわることとか、「マスターベーション!?とんでもない!」という方もいらっしゃいます。でも自分で見たり触ったりしないっていうことは汚れてるかもしれないし、セックスにおいて感じる感じないという快感を男性任せにしてるっていうことですよね。お相手の男性へのエチケットとしてもちょっと欠けてるかなっていう風にも思うんです。自分の身体をきちんと、わかって、管理できるのが性的に成熟した女性かなって私は思いますね。 ――コンディションを見るときのポイントとかあったりするんですか? 「膣トレがちゃんと締めたり緩めたりできてるかわからない」っていう方は、清潔にした指を膣に入れて自分で動かしてみて動いているかを確認してみてください。膣が委縮している方で、自分で指を入れるのも痛みを感じてしまう場合は、まず身体を温めて、膣の入り口を柔らかくほぐして、まずは指を一本入れる練習から始めてみるといいと思いますね。年齢がいくと膣壁が薄くなるので、膣に指を入れてもふかふかしている感じがしないとか、膣壁の凹凸が少なくなってくると言われています。なので、自分で指を入れても痛くないか、潤っているか、しっとりとふっくらしているかっていうので、自分の中のコンディションを確認するのはできますね。 ――そのチェックはいつするのが良いですか?お風呂から上がった後とか、寝る前とかですか? 清潔にしているときの方がいいので、身体が温まっている、寝る前とかお風呂場が良いと思います。一人になってリラックスできるところで試してみるっていうのがいいんじゃないですかね。お風呂でデリケートゾーン用のソープで洗うときに一緒にチェックするという習慣をづくりもいいですよね。 ――そういう意識をもってお風呂に入るのってまたちょっと違いますよね。 別に性行為をする相手がいなくても、そういうお手入れをしていいと思うんですよ。別に「セックスしないから手入れをしない」っていうことではないので(笑)日常から、そういうお手入れし始めると自分の身体に、女性として自信が持てるきっかけになると思うんです。性行為にもいい循環があるんじゃないかなと思いますね。「自分の身体(快感)は自分のもの」っていう感覚になると、「乱暴に扱われたら嫌だな、ちゃんと言おう」とかね。セックスが気持ちよくないとか、いまいちだなって思っても、「しようがないな」って今までは思っていたかもしれないですけど、お手入れして大切にちゃんとしてるっていう意識が芽生えたときに、乱暴に扱われたりとか、気持ちよくないのに「身体貸してる」って感じて、だんだん嫌だなっていう風に女性の方が目覚めてくると思うんです。それならセックスをせっかくするんだったら、もっといいセックスしたいなとか気持ちよくなりたいなってそっちにだんだんとこう気持ちが向いて、シフトしていくのかなって。これ、本当女性にはぜひ体感してほしいですね(笑) ただ、いきなり「膣トレ」の話をしても、日本人の女性は恥ずかしがり屋っていうのと、もろエロに抵抗がある方が多いので言い訳をつけながら、啓蒙していくようにはしていますね。 ――性器から女性の意識も変わったり、生活ももしかしたら変わるかもしれないし、男性にお任せだったセックスが、すこし変わる…きっかけになるのかもしれないですね。ちなみにその性器のそのお手入れをしている人って、たとえばその女子力とかっていうのは変わったりするものなんですか? そうですね、やっぱり、内なる自信というか、私のところに来る女性はケアをするっていう意識が高い方ですけど、性の話もきちんとできる方が多いですね。「きちんとケアをしている」っていう自信から、もちろんパートナーがいらっしゃる方も多いですし、大人の女性としてかっこいい感じを受けますね。性生活も大事ってちゃんとわかってケアしている方は、女としての自信がみなぎっているというか。それにね、性生活自体を男性に全部責任を覆い被せちゃうと、男性もすべて請け負うのって、逆にプレッシャーになって悩みが深くなると思うんですよ。男性機能が低下して途中で萎えて中折れしちゃうとか、勃起できないってなったら、女性をすごくがっかりさせてしまうし、女性の方も彼に全部委ねてるから自分でどうすることもできないから気まずくなりますよね。二人のセックスを行き詰まらせないためにも、「あ、ちょっと彼が元気がないんだったら、じゃあ私が頑張って勃たせてあげようかな」って積極的に動ける女性になれるかもしれないし、男性にもメリットが生まれやすくなると思います。行為の時って、男性ってちょっと心配しちゃうと思うんですよ、女性がそんなあれこれ詳しいと自分がリードしづらい…とかね。でもそれ実は逆で、性に関して知識があって意識が高い女性って、きちんと男性心理のことも汲み取れるようになるというか、うまく立ち回ってくれるんですよ。ね、いいことづくめだと思いませんか?(笑) ――膣トレがこんなにまで、良い影響を与えるんですね!女性の準備が整えば(膣を含む)、じゃあ次はセックスなのかな、と思うんですけど、夫婦間やカップルの間でセックスレスが常態化してしまっている方たちも大勢いると思います。 そうですね。セックスの場合はパートナーありきになってくるので、一緒にどういう風にセックスしたいかとか、コミュニケーションは絶対不可欠なものになると思います。身体の不調や不快感があって、じゃあどういう風にしたらいいのかって、一緒に解決策を考えない限り、セックスレスや、セックスにまつわる問題は、解決できないと思いますね。 <写真:田形千紘 文:掛端玲>
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2018.02.22
第1回 ラブライフで人生をもっと豊かに。女性を解放するラブライフのススメ。
ラブライフアドバイザーとして、女性やカップルの多くの性の悩みに応え続けているOLIVIAさん。「エロ」や「アダルト」と捉えがちな性の問題をあえて「アカデミックに、真面目に」話すことで性の関心を持ってもらえるはず、と大学在学中からセックスやセクシャリティーの問題と向き合ってきました。 ――そもそも、なぜラブライフの仕事をされているのか、そのきっかけを教えてください。 私が性に関する研究を始めたのは大学時代の頃です。ちょうどその頃って、恋愛や男女の交際がスタートする時期でもありますよね。自分も含めた周りの友人を見ていて、「女性が幸せな人生を歩んでいくときにパートナーとうまくいっているっていうのはすごく大事だ」と実感したんですね。その中で性生活もうまくいっているカップルってやっぱり仲良しだし、女性が幸せを感じるときって充実感があるときだなって思ったんです。でも周りを見るとセックスってやっぱりこう、「エロ」とか「アダルト」といった「男性の興奮を促す」ような情報やAVにあふれていて、女性が彼と楽しむためのセックスの情報って日本にはあまりなかったと思うんですね。大学3年生だった私は、半年間オーストラリアの大学に留学して、海外の性教育の現場や、オーストラリアのLGBTカップル事情が日本より認知されていることを肌で感じました。性に関すること、もっと言えば性行為だけじゃなく、「セクシャルアイデンティティ」も自分できちんと認めていて、「自分がしたい性生活やパートナーは自分で見つける」というものができている海外の国もあるんだな、ということを強く感じたんですね。その後、帰国し大学の最後の年に、卒業論文で書いたテーマが、「女性のマスターベーション」。マスターベーションという行為が歴史的に、また現代でもどういう扱いをされているか」というものでした。女性が自分で欲望を持って、それを認めて、自分で快楽を得るというマスターベーションは、セックスとはまた違った意味合いがあると思ったので、調査を始めました。性生活に根差した女性の生き方…というものを考えたり、調べたりするのが好きでしたね。当時は医師が主催している性感染症の勉強会に行ったり、LGBT関連のイベントのお手伝いをしながら、女性が心地よく過ごせる性生活の情報が何なのか、探し始めた、ということがこの仕事を始めたきっかけになっています。 ――大学在学中から、すでにラブライフに関心があったとのことですが、学部はなにを専攻していたんですか? 学部は人文学部だったので、研究テーマは何でもよかったんです、卒業論文の。私が所属していたゼミは性の研究をしたい人が集まるゼミだったんです。うちの大学ちょっと特殊で(笑)ゼミの先生自体が日本のアンダーグランドカルチャーに詳しい先生だったので、セクシュアリティの研究をしたい人のゼミとしてゼミ生が集まっていたんです。私以外にもセクシュアリティの研究をしている人はいましたね。 ――いわばオープンに、そしてアカデミックに性の問題を扱って来たんですね。女性の先生だったのですか? 私のゼミの先生は男性でした。他に、日本における男性のセックスワーカーの現状を調べている人もいたし、戦隊ものに見るジェンダー観の変化を研究している人もいたし…、あとはゲイでもレズビアンでもない、バイセクシャルというジャンルという確立したカルチャーを研究している人がいたり、女性が楽しめるAVの研究をしている人がいたり。性を研究するっていうのに興味がある人が自然と周りにいました (笑) ――その時のオリビアさんの心情的には、日本社会で言うと男性視点の「性」が多すぎて、女性目線の性があまり語られていないっていう事に対する反発心みたいなものもあったんでしょうか? うん、そういうのはあったと思います。フェミニズム的な価値観にもすごく感化されていた時期だったので、「女性だってもっと楽しんでいいじゃん!」みたいなちょっと反骨精神みたいなのもあったかもしれないですね。でも男女でパートナーシップを築いていくときには、男性とけんかしてても始まらないので(笑)、男性は男性の考えがあって、性のメカニズムも女性とは全然違っているんですよね、当たり前ですけど。じゃあどうしたら男女仲良く、特にカップルや夫婦だったら折り合いをつけられるかな?と思ったら、男性のことも性質もよく知らなきゃいけなくなるんです。男性のことがわかると自然とセックスを多角的に見ることができるようになる…っていうんですかね。男心も女心も両方知ったうえで、どうやってパートナーシップを築いていったらいいか、セックスをもっとしていくかという風にシフトしていったんだと思います。 ――大学の時に今話されたような気持ちで、性のことに関する研究とか卒業論文を書かれて、その後の就職はどうされたんですか? 私が考えているような、性を扱う就職先ってなかったんです。ですので、卒業後はリラクゼーション業界に就職し、セラピストの道に進みました。もともと心身のケアをするセラピーに、興味がありましたし、セックスは「スキンシップの一部」と捉えることもできますよね。スキンシップを探求することはセックスにも繋がっていくと考えました。現在の仕事にも活きているのは、このセラピストのキャリアがあるからなんです。そのため、卒業後はアロマセラピストや整体師として仕事をしていくかたわら、性の研究は自分のフィールドワークとして、興味がある本を読んだらそのレビューをブログに書くとか、勉強会に行ったらその感想を書くとか、そういったことを続けていたんです。そうしているうちに、性の情報を自分が思った感じで書いていったブログがたまたま出版関係者の方々の目に留まって、ウェブサイトでコラムを書かないか、とか本を出しませんかっていう風につながっていきましたね。 ――大学生の時から、現在に至るまで人生が一貫しているのがまず驚きです。ぶれることもなかったんですか? そうなんですよ、ぶれてないですね(笑) ――お話を伺っていると、まず学術的な裏打ちがあって、そのうえで「性」というものを見ている印象を受けます。 じつは、「わざと」アカデミックに見せているっていうのはあるんですよ。どうしてもエロの人っていうと下に見られるというか、セクハラもありますし。ちゃんとまじめにやってますよっていうのは見せますね。まじめに見せた方が、「下ネタは苦手だけど、性生活で悩んでいる」という一般の人が入りやすいんですよ。相談もしやすい雰囲気づくりとか、そういう心理的なことにも気を付けています。お医者さんでもなく、アダルト業界の方でもなく、もうちょっと身近な存在で性の悩み相談を受けられる人ってなかなかいないじゃないですか。だからこそ、私の立ち位置として、「エロまじめな相談相手」を目指しています。相談者様は、アロマセラピーの施術を受けながら性の相談もできるので、構え過ぎなくて済むんだと思います。 ――人文学部卒業ということを考えると、一般的にはマスコミ関係とかの就職が多いのかなと思うんですが、そこからあえて独自の施術をする道、自分で独自に研究する道っていうのにまったく迷いってなかったんですか? 昔からやりたいことをやる、と言ったら絶対に譲らなかったので。迷いは全然なかったですね(笑) ――卒業した際のキャリアビジョンとかってどういう風に考えていたんですか? 卒業した当時は、将来的にどうこうっていうキャリアビジョンはなかったですね。まずは「施術家」として身体のことをよく勉強しようとざっくりと考えていました。実際に、25歳頃ですかね、施術を一日中やっていると腰痛や身体の負担が大きくなってきてしまって。それで今度は、30歳までに教える側になろうと思って、セラピーを教える仕事の方を増やしていくようにしました。セラピストとして活動しながら、27歳になった時に、オリビアとしてのキャリアをスタートしました。カウンセリング会社に入社し、男性の性生活やパートナーシップのお悩みをカウンセリングし、アドバイスするという仕事に就きました。9割くらいが男性の相談者さんだったのですが、男性心理や男性の悩みを聴くのはキャリアとして大変ためになりましたが、もともと自分がやりたいのは「女性のための情報発信」でした。現在は、ほぼ女性向けに情報を発信しています。 ――以前のカウンセリング会社にいる時は、男性の悩みを四六時中聞いていたと思うのですが、その時に今までの男性に対して持っていたイメージとの変化はありましたか? そうですね、男性も性生活に悩むということを目の当たりにしましたし、不真面目で誰とでもセックスしたいっていう男性ばっかりじゃないんだなっていうことがわかりました。「奥様との関係を良くしたい」というように、真剣にパートナーシップに向き合っていました。男性ってどっちかっていうと女性と違って、「浮気性」だとか「理性的じゃないほうが興奮する」とか言われるじゃないですか。だけど、ちゃんと真面目に考えている方もいらっしゃるし、悩んでる方もいらっしゃいます。やはり、そういう方の性生活やパートナーシップが良くなるといいな、と思って日々相談を受けていましたね。 オリビア氏インタビュー第2回目の記事を読むオリビア氏インタビュー第3回目の記事を読む 写真:田形千紘 文:掛端玲 編集・構成 MOC(モック)編集部MOC.style – Moment Of Choice
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2018.02.18
手コキVSフェラ!男性はどっちが気持ちいいの?
手コキVSフェラ どっちが気持ちいいの?by lightstargod ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。潤滑ローションを使った手コキのバリエーションを増やすために、「亀頭ローリング」「カリ首愛撫」とローション手コキシリーズを紹介してきました。しかし、ここまできて、ある事実に気づきました。それは…「手コキをするタイミングってなくないですか?」「彼は、手で触るよりもフェラして欲しいみたい」「勃ったら、すぐ入れたいみたいだし」 と、手コキを疎かにしている女性が一定数いるということ!ちょっとビックリしました。手コキしない派の女性は、セックスにおいて男性の快感は、手コキ<フェラ<挿入だと順位付けをしているのかもしれません。 確かに、挿入時のフィット感=体の相性と思っている男性も多いのですが、男性に言わせると、「手コキ」と「フェラ」の気持ちよさは別物。ふたつを比べて、優越つけることはできないんですよ。手コキとフェラの魅力に迫る「手コキ」の魅力は、① 力加減の調整がきく(強い刺激がないとイケない男性に◎)② スピード変換自在(ゆっくり焦らし、スピードアップで射出感を高める)③ 手指の動きのバリエーションが豊富「フェラチオ」の魅力は、① 女性が自分の性器を舐めているという非日常的なシチュエーションに興奮② 視覚的な刺激が強い③ 口腔内の湿り気と熱、適度なバキュームが膣性交に似た快感を催す ペニスに適切な刺激を与え、確実に射精させたい時には、「手コキ」脳を興奮させ、ふたりだけの卑猥な時間を共有したいなら「フェラチオ」欲を言えば、「キスをしながら手コキ」「乳首舐めをしながら手コキ」「フェラしながら乳首いじり」など、男性の満足度が高い2点同時愛撫をマスターすると、彼を快感の海に溺れさせることができます。男性器にある8つの性感帯 男性器まわりには、ペニスを中心に性感帯が分布しています。手コキマスターになるために、男性器にある8つの性感帯の場所と名前を確認しておきましょう。 その8つとは、①亀頭②尿道口③カリ首④包皮小帯(ほうひしょうたい)⑤裏筋⑥陰茎⑦陰嚢⑧会陰(玉と肛門の間)です。 8つの性感帯の中でどこが一番感じるかは、男性それぞれ。「亀頭を焦らされて腰がビクンビクン動いちゃう人」「シンプルな陰茎摩擦が一番好きな人」「裏筋攻めで悶絶しちゃう人」まずは、あなたのセックス相手が、どの性感帯がどう感じるのか、ひとつひとつ確認していきます。 確認の仕方は、皮膚の表面に触れるか触れないかのソフトタッチもしくは唇のぷにぷにした感触で各部位をなぞっていきます。彼の腰がピクンと動く、ふーっと息が深くなる、「そこ、いい…」と訴えてきたら、気持ちいい証拠。お気に入りスポットを覚えておきましょう。 ソフトタッチ以外にも部位に適した触り方があるのですが、多くの女性が見落としがちなのが、④包皮小帯への愛撫です。包皮小帯とは、亀頭と裏筋のつなぎ目部分。包皮小帯が上下に動くことにより、男性は、射精に向かってじょじょに高まっていきます。 次回は、包皮小帯の愛撫にスポットライトを当ててみましょう。 つづく
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2018.02.13
episode2 : はじめてのスマホ婚活
▼前回のコラム▼episode1 : 36才 はじめの一歩さて、私が「人生の伴侶を探す!」と意気込み、まず始めたことは、『婚活サイト』への登録でした。いわゆる『ネット婚活』です。『婚活サイト』と言っても、私は、スマホに『婚活アプリ』をダウンロードするタイプのものを利用して、『スマホ婚活』していました。数あるマッチングアプリですが、目的別に分かれています。私がマッチングアプリを活用していたのは、2016年なので、きっと今の方が、ユーザーのニーズに合わせて種類もサービスも増えていると思います。ざっくり分けるとごはん友達やセフレを探す「友活アプリ」「ヤリ目アプリ」恋愛から始めたい人の「恋活アプリ」結婚を前提とした真剣交際を目的の「婚活アプリ」など。30代のオトナ婚活では、「まずは共通の趣味があるような友達探しからはじめてあわよくば色恋、あわよくば結婚に発展したらいいな~」という淡い期待は抱かず、真剣交際目的の有料「婚活アプリ」をひとつは登録しておくといいと思います。サブの活動フィールドとして、「恋活アプリ」に登録しておいてもよいですが、入会へのハードルがゆるいアプリほど「そんなに結婚願望がないのに登録しちゃってる」「恋人がいるのに登録してる」というあなたの真剣な気持ちをかき乱すけしからん男性が紛れ込んでいます。スマホ婚活をしている20代女性からは、「婚活アプリなのに彼女がいる男性が紛れ込んでいて、本当に邪魔!」という嘆きの声も聞きます。スルスル婚(出会いから結婚までスムーズな結婚)を目指すなら、できるだけ、そんなけしからんユーザーに当たらないように、相手の真剣度をアプリ選びの段階でふるいをかけておくとあなたの時間も無駄になりません。「出来るだけ早く結婚したい」「子供が欲しい」と願うなら、自分と同じくらいの熱量で「結婚」に真剣に向き合っている男性を選んで面接(お見合い)するのが得策。ネット婚活は、打算的でいきましょう。私が使っていた「婚活アプリ」婚活を始めようとする女性たちから「おすすめの婚活アプリはどれ?」という質問をよくいただいきます。先ほどもお伝えしましたが、マッチングアプリは日に日に進化を遂げているので、自分好みの男性が登録していそうなアプリをネットでリサーチしてまずは無料会員として登録して厳選していく方法は、非常にいいと思います。「オリビアのコラムの更新を待ってられない!ネット婚活を1秒でも早く始めたい!」という方は、コチラのサイトはネット婚活情報がよくまとめられていますよ。紙で読みたい方は、初心者向けの「はじめての「ネット婚活」 幸せになるための最短ルート」(澤口 珠子)が、ネット婚活の流れがわかりやすいと思います。ちなみに私が登録していたアプリは、「ユーブライド」と「ゼクシィ恋結び」でした。なぜ、そのふたつを選んだかというと、「ユーブライド」は、過去に「婚活アドバイザー」としてユーブライドの会員様のお悩み相談を受けるお仕事をしたことがあったから。そのサービスは期間限定で終了したのですが、「知名度もあるし、ユーザーとして使ってみるか…」という気持ちで選びました。「ゼクシィ恋結び」は、ネット婚活をひと足早く始めていた友人にすすめられたのと、ゼクシィアプリで連載をもったり、誌面でも取材を受けていたので、知名度で選びました。メンタルクリニックに「婚活疲労外来」が登場!?「はじめてのネット婚活」の著者の澤口さんは、ネット婚活で3カ月間で104名の男性と会い、その中の一人と半年で結婚を決めたそうです。私も、「スマホ婚活で100名くらいと会ったら、本を書けるレベルになるかな!」と仕事でのメリットも大いに感じ、当初は、かなり熱心に面会を重ねていましたが、長引くネット婚活で、心を疲弊させることになるのでした。(この話は、また後ほど…)オトナ婚活に大事なのは「絶対に自分にピッタリなパートナーを見つける!」という固い決意と息抜き。これが出来ないと、メンがヘラりやすくなります。婚活は初動が大事!!やみくもに始めて長引く婚活に心を病んでしまわないように経験者の声を聞くのは有効。そのための本コラムです。心療内科に「婚活疲労外来」が登場したというニュースを見ました。婚活が上手くいかないと、女性は「うつ傾向」に、男性は「不安障害」に陥りやすくなるんだとか。その気持ち、よくわかります…。次回のテーマは、「婚活の重要ミッション!自分の武器の棚卸をする『プロフィール作成』」です。episode3 : スマホ婚活が加速する『プロフィール作成』へつづく▼「オトナ婚活」にまつわる質問・ご感想はコチラまで(励みになります!)▼info@olivia-catmint.com
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2018.02.11
彼が驚くローション手コキ!水かきをひっかける「カリ首愛撫責め」
ローションオナニーにハマる男性たちby Razvan Narcis Ticu ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。「前戯にちょい足しでいつもの手コキがグレードアップ!」という魔法の調味料のようなアイテム。それが、潤滑ローションです。男性のマスターベーションでは、オナホールとローションを組み合わせて、よりホンモノの膣に近いヌルヌルとした感触を再現します。「包皮がひきつれて痛い…」という不快感もなく、より満足度の高いマスターベーションができるので、オナホオナニーでローションの気持ちよさに気づいて、その後もローションだけを使ったマスターベーションをしつづける男性もいるくらいです。 男性のマスターベーションに特化したローションには様々な種類があります。 おしゃれオナホの代表格TENGAのPLAY GEL NATURAL WET(プレイジェル!)は、みずみずしい自然なうるおい。ベタつき、糸引きがないので、プレイ後のふき取りが簡単なのが高ポイント。夏季限定のPLAY GEL ICE COOLは、メントール配合の限定仕様でひんやりした冷感が楽しめます。今の季節は、想像するだけで鳥肌が立ちますが、夏の熱帯夜には良さそう。 不二ラテックスからはザ・ベストローション。精力剤でおなじみのマカ配合の極濃ストロングタイプもあり、リアルさ、なめらかさ、密着度など使用感の好みの応じて選べます。 セックスでは、ローション手コキからの挿入の流れになりやすいので、個人的には、男性のマスターベーション用ローションよりも女性の膣に使うことを想定して作られている潤滑ゼリーの使用をおすすめします。 男性用ローションを使うとしたら、月経中や妊娠中など自分への挿入は控えるけど「いっちょ抜いてあげるか!」と攻めたいときには、いいかもしれないですね。ローションに目覚めて、彼がローションオナニーにハマってしまうかも。スルーしがちなカリ首を攻める さて、ここでローション手コキのワンポイントアドバイスです。 手コキというと、陰茎を上下にゴシゴシ擦る動作だけしている女性もいるかもしれません。上下摩擦はシンプル・イズ・ベストな定番テクニックですが、それだけだと、マンネリがちになるんですよね。彼がさっさとあなたの手コキを切り上げて、挿入にもっていこうとするのなら、マンネリ傾向あり。今一度、手コキを見直してみましょう。 攻めるべきパーツは、ずばりカリ首です。亀頭と陰茎本体の段差部分であるカリ首は、前回ご紹介した亀頭以上にスルーされがちなパーツです。亀頭は女性の性器でいうとクリトリスに対応します。カリ首はクリトリスの付け根とイメージしてください。つまり、気持ちいいわけです。カリ首愛撫責めのやり方STEP 1:カリ首の段差を強調させるために、ほどよく勃起させます。STEP 2:ローションを塗り伸ばし、ペニスの皮が余っている男性の場合は根元におろして、亀頭を露出させます。皮が上がってこないように片手で根元を押さえます。STEP 3:利き手でOKサインを作り、水かき部分をペニス裏側に当てるようにセットします。1cm幅くらいの上下摩擦でカリ首を集中的にコキコキします。ここでのポイントは、① 上下同じくらいの強さでの往復が気持ちいい② 上から下にコキおろすのが気持ちいい③ 下から上に引っかき上げるのが気持ちいいこと。微妙な圧のかけ方で体感が変わるので、彼の反応をよく見て。 よがる彼を見て、「え!ここが気持ちいいの?!完全に見落としてたわー」とハッとする女性も多いはず。創意工夫の心がマンネリしがちなセックスを解消してくれます。早速、ローションを用意して試してみてくださいね♪新感覚のローション手コキで、彼とのセックスが盛り上がりますように! つづく
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2018.02.11
彼にうまく甘える方法教えて!
ゼクシィ夜の★相談室[30]彼にうまく甘える方法教えて!実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本(※)。新婚の時期は「私たちはまだ大丈夫」と予防策を取らない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し! そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOliviA先生」が丁寧に解決していきます。彼に甘えられないんです……「なかなか彼に甘えることができないのが悩みです。今までの彼氏にも全然甘えたことないし、自分のキャラ的にニャンニャン系にはなれない! 恥ずかしくない甘え方を教えてください。」(noraさん/会社員・婚約中)教えてOliviA先生!甘えられない理由も考えながら、甘え下手を克服して甘えたいのに甘えられないのは、彼の前で立派な自分でいようとし過ぎかもしれません。ふたりの関係を良くするために、自分の感情を出すことは大事なこと。まずは普段の生活でちょっとずつ小出しにしながら、だんだんと甘えるのに慣れていって。[POINT1]恥ずかしい? 勝手に自分のキャラ設定してませんか?甘えられない人で多いのが、ちゃんとした大人でいなきゃと気を張っている人。だから彼に甘えるのはちょっと恥ずかしいって思ってしまうのかも。特に女性は家事や育児もあるし、しっかりしなきゃと考えがちですが、「自分はしっかりもの」というキャラ設定をしてしまわないことが大事。甘えキャラ⇔甘えられキャラは固定せず、リバーシブルを目指して、夫婦どちらも甘えん坊になれるようにしておくこと。お互い弱いところを見せられるような関係性になれると、自分も相手も両方バランスよく、甘えられる夫婦になれます。夜の生活ならS⇔Mを、キャラ設定せず、お互いリバーシブルな関係でいる方が、SEXの幅も広がりますよ。簡単! 恥ずかしくない、甘えテクニック3テク1)彼に先に甘えさせる自分が最初に甘えられないなら、彼に甘えさせてから「次は私ね~!」と選手交代する作戦がおすすめ。まず先に、膝枕をしてあげたり、丁寧にマッサージをしてあげると、自然と「じゃあ次はやるね。」と相手も乗っかりやすいテクニックです。回数を重ねてだんだん慣れてくると、「今日は●●してほしいな~」って自然に言えるようになりますよ。テク2)おばあちゃんになったつもりでおねだり自分でできることでも “自力で出来ないことをしてもらうおばあちゃん” になったつもりで、あえてやってもらうのも手。お願いするのは、肩もみ、マッサージ、爪切り、シャンプー、髪をとかす、耳掃除など、肌の触れ合うものであることが大事です。これらは、グルーミングと呼ばれ、癒やしやリラックスの効果もあり。相手にやってもらうことで、小さい子どもの頃の気持ちに帰ることができ、親に甘えるように、彼に接することができるようになっていきます。テク3)期間限定で甘えるまずは期間限定で甘えキャラに徹してみるのも一つ。「今日だけ」「●時間だけ」と期間を決めて、いつもと違うキャラに変更してみて。これを何度か試していくうちに、徐々に彼に甘え慣れてくるから、きっと甘えられないキャラを克服できるはず。特に冬~春は甘えやすい季節なので、寒さを利用してギュッとくっつく、手をつなぐ、ハグしてもらう、くっついて寝るなどがしやすいから、甘えられないハードルを越えるなら、冬~春のちょっと寒い時期がおすすめ。[POINT2] 甘えたい気分は、相手に以心伝心しません!甘えたいなぁと思っていても、何もしなかったら相手には通じません。甘えるって、幼稚言葉とかべたべたするだけじゃなくて、優しい肌の触れ合いや心地よさを感じたいことだったり、家事や育児を手伝ってほしいことだったりさまざま。日々の生活の中で、自分で甘えたいなぁという気持ちを少しずつ出すことで、甘え下手志向を打破していきましょう! 男性は多かれ少なかれ、頼られたい、甘えられたいという気持ちがあります。むしろあなたが甘えることで、彼が人間として成長するって考えたら、パートナーとしてどんどん甘えるべき!もちろん昼も夜も一緒で、普段から甘えられることが、そのまま夜の性生活に応用できますから、今のうちに相手に甘える・相手から甘えられることが自然にできる関係性をつくっていきましょう。甘えられる関係性づくりは、今!「たまには甘えたいのになぁ……」という思いを引きずったまま、今後何年も過ごすのは危険。年月がたてばたつほどお互い本音を言いにくくなってしまいます。だからこそ新婚の今のうちに、甘えられる関係になっておくことが大事! 恥ずかしがらず、慣れていきましょう。
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2018.02.08
episode1 : 36才 はじめの一歩
オトナの婚活、応援しますお待たせいたしました!オリビアの婚活・結婚・妊活経験をもとに、30代以上の大人の女性に向けた婚活応援コラムを少しずつ書いていこうと思います。ご存知の方もいると思いますが、私が結婚に至るまでの大まかな流れをご紹介しますね。2016年36才の年に「結婚して家族を作る」と強く決意し、パートナー探し(婚活)をスタート!婚活を始めて、約半年後に今の夫に出会い、交際、婚約、結婚式、同棲、入籍とスルスルッと決まり、現在、夫と愛猫との三人暮らし。「今年は、子供を授かりたい!」と、妊活中です。私たち夫婦は、個性強めのまわりの友人からは「(夫は)イケメンなだけでなく愛すべきかわいいキャラ」「こんなに心が清らかな人が東京にいたなんて!」「慈愛に満ちている」「本当にお似合いの二人」などなど、私も恐縮するほど絶賛され、スピリチュアル系の友人からも「オーラがピッタリ!」「彼はいいわよ!」と評され、兄弟にも「お姉ちゃん、いい人と結婚出来てよかった!」と安堵され、92才の祖父にも夫は大いに気に入られ、「○○君はね…」と、母に夫のことを嬉しそうに語っているそうです。こんなにも周りの人達から祝福されるなんて、自分でもビックリなんですが、「二人を見ているだけで幸せな気分になる」と言われるのは、ラブライフアドバイザー冥利に尽きるものです。 我が独身人生に未練なし!そもそも、私が結婚のために行動し始めたのは、36才と1ヶ月を過ぎた頃。ちょうど『世界でいちばん幸せなおうちセックス』(マガジンハウス)を執筆している最中。パソコンに向かい思考する時間が多かったので、今後の人生について考える時間があったんです。それまで漠然と抱いていた「家族を作り、チームワークを発揮して生きる人生を歩みたい!」という気持ちを100%肯定しました。婚活市場、妊娠を考えると、かなり遅いスタートだと思いますが、それまでの独身人生は十分楽しく生きてきたので、「もっと早く○○していれば…」という後悔はしていません。夫に出会うまでの恋愛も濃密な経験を重ねたし、性の冒険も快楽を味わうことも十分にした。これから、結婚して、一人の男性をライフパートナーとして、セックスパートナーとして絞り込むことに未練が全くない状況でした。この「未練のなさ」は、重要なことなんです。セックスレスカウンセリングを行っていると、年齢やまわりの重圧で焦って結婚を決めた方の中には、結婚後にセックスレスになると「女性として認められたい承認欲求のフラストレーション」「ときめき欲」をより強く感じるようになるから。大げさではなく、「オンナとしてこのまま終わりたくない…」と思い詰める方もいます。 オリビアではない素のわたしとは言え、女性の年齢は、若ければ若いほどニーズがある“一般的な”『婚活市場』では、不利な年齢でした。それに加えて、「性の総合アドバイザー」としてメディアの仕事を中心とした自営業。エッジが効いている割に、根は真面目で素朴。プライベートでも『ラブライフアドバイザー オリビア』に見られることに窮屈さを感じるジレンマを抱えていました。私の課題は、『ラブライフアドバイザー オリビア』ではない素の自分で男性と出会い、人柄を知ってもらうこと。素の自分で心地よく過ごせる男性を見つけること。まず始めたことは、職業は伏せて、『婚活サイト』に登録すること。まわりの友人に『婚活宣言』をすること。これが、意外に勇気がいることだったんですよね。episode2 : はじめてのスマホ婚活へつづく▼「オトナ婚活」にまつわる質問・ご感想はコチラまで(励みになります!)▼info@olivia-catmint.com
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2018.02.07
彼に何度もおねだりされる“名器”を作る方法【PR】
彼から、あんなに求めてた夜のお誘いが減った!「1回イッたらすぐに寝てしまう」「前は、彼の方から2回目を求められていたのに……。」 彼との付き合いが長くなると、どうしても避けられないのが、セックスへの興味が無くなっていくこと。2回戦目が無くなっていくのは仕方ないことかもしれませんが、そこからセックスの回数自体が減ってしまったら、何が原因なのか気になりますよね。 そんなマンネリな関係に気付き始めると、「このまま、セックスレスになってしまうの…?」「もしかして、浮気されてる…?」と、悪い方向へ考えてしまうことも。そんな不安な気持ちが止まらなくなるのは、あなただけではありません。 男性の性欲は女性が思っているよりもデリケート。「いつだってエッチする気満々」でいるわけではないんです。仕事が頭から離れなくてエッチモードがONにならない、睡眠不足や疲労でセックスする体力が残っていない、まして2回目などはとても無理……など、ライフスタイルが原因になっていることもあります。 だからといって、安心してもいいというワケではありません。そのまま放置していると、セックスレス予備軍入りしてしまうのは目に見えています。もし、セックスレスになりそうなのは彼だけが原因だと思っているのなら、一度あなた自身のアソコについても考えてみるべき!以前と比べて、「彼からあまり求められない」「エッチしても、盛り上がらずに終わる」と感じるのであれば、セックスの『挿入』タイムに注目してみましょう。挿入のこと、ちゃんと真剣に考えてる?前戯は女性の時間、挿入は男性の時間というけれど LCラブコスメのアンケートで、男女に「愛撫と挿入、どっちが気持ち良い?」と質問したところ、女性は半数以上が『愛撫』と答えたのに対し、男性は8割以上が『挿入』と答えました。「前戯は女性の時間、挿入は男性の時間」と言われることもありますが、やはり男性はセックスと言えば『挿入』のことだと思っています。 また、意外なことに、男性の快感は『射精』する瞬間が一番気持ちいいと思われがちですが、それ以上に本当に大切にしたいのが『挿入した瞬間』。男性に言わせると、『名器』と呼ばれる締りのよい膣は、挿入した瞬間にわかるそうです。キュッと吸いつき、締め付けられると、「あぁ、とろける!」「今日は、すぐイキそう!」と興奮が増すんだとか。 要するに、男性は挿入時の膣のフィット感で、セックスの相性の良し悪しを判断しています。フィット感を相手に感じさせる『名器』と言うと、その人が生まれ持ったものであり、変えることが出来ないと思われがちですが、そんなことはありません。『膣圧』で膣が締まる感覚を鍛えて、挿入時のフィット感が上がれば「彼女ほど、相性がいい子はいない!」と彼を夢中にさせることができるんです! つまり、彼のセックスの満足度をあげる重要なポイントは、『挿入した瞬間の締め付け』をコントロールできるか否か。 さらに、『膣圧』がアップすると、男性だけではなく女性側にもメリットがあります。その理由は、膣で感じるオーガズムは、筋肉の収縮で起こります。そのため、膣の締まりがよくなると、より強く密着して、女性自身もオーガズムを感じやすくなるんです。彼のためだけでなく、あなたが極上のオーガズムを感じるためにも、まずは『膣圧』を鍛えることを強くおすすめします!膣圧をコントロールする方法とは?膣トレで『名器』を手に入れた女性の極上オーガズム 女性の努力次第で、自由自在に締め付けをコントロールできる『名器』は作れる…。実際に「膣トレ」で膣圧を鍛えた女性たちから、彼が絶賛するオーガズム体験談を聞くことができました。 彼とエッチをすることになったのですが、いつもと感覚が明らかに違いました。締める感覚が何となく分かるようになってきたので、意識的にしてみたり。いつもより大幅に乱れ、彼も「気持ちいいよ、もう無理。イッちゃう」と。結局三回もしてしまいました。ちゃんと彼のものの形が分かる、というか今までより吸い付く感じで。たった数日のトレーニングで、ここまで実感があるのかと感激しました。(いくらさん/39歳/会社員) 彼が中に入って来た瞬間余裕ない顔をして、遅漏の彼がすぐにイッてしまい「なんかした?すっごい気持ちよくてやばかった」と言ってくれてとても嬉しかったです!騎乗位ではまだ締め付けが下手っぴなので、これからこれでトレーニングし彼氏をぞっこんにしていきたいと思います。(ぱぴちゃんさん/21歳/公務員) ホテルでいつものように沢山愛撫してくれ、アソコは濡れっぱなし…私も彼のものを愛してると、もう入れたいと彼が言うので、コンドームをつけてあげて、ぎゅっと私を抱きしめてゆっくり中へ。彼の動きに合わせ、膣を締めまくりました。すると、いつもより早めに、「もう、イッていい?」と言うので、「いいよ。」と言って数回動いてイッてしまいました。勇気を振り絞って、「中はどうだった?!」って聞いたら、「なんかね、ぎゅーって締め付けられて凄く気持ちよくて我慢出来なくなってイッちゃった!」(テラリウムさん/41歳/パート)名器は今からでも作れる!毎日たった10分のトレーニングで『名器』が作れる! 体験談の女性たちが「膣トレ」に使っていたのは、LCラブコスメの「膣トレはじめてセット」。 ベッドやお風呂で1日たった10分トレーニングするだけで、膣圧を鍛えることができる『LCインナーボール』と、デリケートゾーンの気になるニオイやおりものの元を洗い流すデリケートゾーン用のパック『LCジャムウ・デリケートパック』がセットになった商品です。 『LCインナーボール』は、ピンポン玉くらいの大きさのボールが2個連結しています。これを内側に入れたら、ボールが落ちないよう下腹部あたりに力を入れてトレーニング。でも、デリケートな部分ですから、「ボールを中に入れるのは不安…」に感じますよね。『LCインナーボール』は、日本人の女性に合わせたサイズに作られていて、素材は医療用器具にも使われるエラストマー。初めての方でも安心して使えます。かわいい水色のボールは、もし家族や彼に見つかっても膣トレグッズとバレなさそうです。 また『LCジャムウ・デリケートパック』は、販売個数がシリーズ累計281万個を突破した、LCラブコスメで人気のジャムウシリーズのひとつ。インドネシアの伝統的なハーブ「ジャムウ」を始めとした自然素材を配合しており、おりもの、ニオイの元をさっぱり洗い流すほか、デリケートゾーンの肌の引き締めも期待できます。 『LCインナーボール』で膣圧を鍛え、『LCジャムウ・デリケートパック』でオーラルセックスの時に気になる臭いケアをすることで、愛撫タイムも挿入タイムも、今までより積極的に楽しめるようになります! 彼が、「僕たち、最高に相性がいいね!」「ずっと繋がっていたい…」と思わずにはいられない『名器』は、日頃のトレーニングとケアで作れます。「彼とのセックスにマンネリの気配を感じている」「付き合い始めの頃のように、彼から何度も求められたい」そんなときは、『膣トレ』を始めて、挿入時の感覚をガラッと変えてみてください。挿入した瞬間の気持ちよさと、相性のよさを実感する同時のオーガズムを体験したら、出会った頃よりももっと情熱的に彼からセックスをおねだりされるでしょう。脱・マンネリセックス!LCラブコスメとは? 「LCインナーボール」と「LCジャムウデリケートパック」を開発したLCラブコスメは、女性だけで運営しているセクシャルヘルスケアの専門ブランド。女性ならではのセックスやカラダのお悩みを解決してくれるアイテムが揃っています。「ラブコスメ」で検索すれば、これまで誰にも相談できずにいたお悩みにもピッタリのラブコスメがきっと見つかりますよ。TEXT/OLIVIA
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2018.02.04
「イカせてください…」とお願いされる!第三の愛撫「亀頭ローリング」
食わず嫌いが多い!?ぬるぬるローション愛撫by StockSnap ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。ここのところ、「潤滑ゼリーを使うとセックスが快適になりますよ!」「女性は30代に入ったら、枕元に潤滑ゼリーは必須!」と、繰り返しお伝えしています。 セックスの必需品として、潤滑ゼリーの普及に一役買ってでたいと思っているのですが、「どうやって、彼に『使いたい』って切り出したらいいんですか?」「自分で買っておいて、セックスの時に出すんですか?」と、セックスに導入する流れがわからずに、「興味はあるけど…」止まりになっている人が多いみたいです。 ちなみに、あなたは、潤滑ゼリーをセックスで使うとしたら、どんな使い方を想像しますか?「濡れない時に、アソコにヌリヌリして挿入…?」ゼリーがヒヤッとする冷たさとゼリーを塗ってそそくさと入れようとする彼の淡々としたお仕事感がもの悲しいという女性も。「全身に塗って、ヌルヌルプレイ…?」後片付けが大変そうだから、ラブホやお風呂場じゃないと出来ないかな?と妄想止まり。 そう、潤滑ゼリーを使うセックスって、いい意味でも、悪い意味でも「さあ、使うぞ!」と肩に力が入ってしまうんですよね。個人的には、前戯にちょい足しくらいの軽い気持ちで、もっと使って欲しいと思っています。いつもの手コキにちょい足しで、彼が暴発?! 潤滑ゼリーやローションを使ったヌルヌル愛撫を体験したことのない男性って、割といます。その気持ちよさがわからないから、食わず嫌いになっているんでしょう。女性がよくするペニス愛撫の代表格、手コキとフェラチオ。「フェラされてる時の口の中のヌルヌルあたたかい感触と圧迫感がたまらない」というフェラチオ好きの意見と、「手コキの方が、力加減やスピードを調整できるから、フィニッシュをかけやすい」という手コキ派の言い分を合わせると、摩擦熱でヌルヌルぬくぬくするうえ、圧力やスピードを自由自在に調整できる「ローション手コキ」は、手コキとフェラチオのいいとこどり。「第三の愛撫」として、確立させたいものです。 私の場合、潤滑ゼリーをベッドサイド近くに用意しておいて、前戯の最中に相手をもっと気持ちよくしてあげようかなと思ったら、「ねぇ、ローション使っていい?」「ヌルヌルさせてもいい?」と聞きます。すでにある程度興奮しているので、大抵、「なになに…?」「いいよ」「もう、好きにして…」状態。そこで、手コキに潤滑ゼリーをちょい足しして、触感に変化をつけます。冬の季節は、「ちょっとヒヤッとするよ」と前置きしてあげると親切。ローション手コキが初体験の場合、あまりの気持ちよさに、いつもは早漏ではないのに、暴発してしまう人も。そうでなくても、「ダメ、これ…。我慢できない!」とストップをかけられちゃいます。悶絶の焦らしテク「亀頭ローリング」 潤滑ゼリーのぬるぬるをいかした焦らしテク「亀頭ローリング」を紹介しますね。男性器は、ペニスの先端に近づくほどに敏感になっていきます。亀頭部分は、女性器でいうとクリトリスに匹敵します。敏感であり、イキそうでイケない淡い快感を感じやすい性感帯です。STEP 1まずは、通常の摩擦愛撫で、ペニスを勃起させます。STEP 2勃起して、亀頭のかさがキノコ状にしっかりと開いてきたところで、潤滑ゼリーを1~2滴てっぺんに垂らします。片手でペニスを支え、利き手の中指の腹で、亀頭に潤滑ゼリーを時計回りに塗り伸ばしていきます。男性自身のカウパー腺液(先走り汁)が分泌されている場合は、潤滑ゼリーと混ぜるようなイメージでゆっくりじわじわと亀頭先端に淡い刺激を与えます。STEP 3彼が「もっと!」と腰をクイクイと動かして、欲しがってきたら、愛撫に変化をつけます。今度は、あなたの手のひらの真ん中あたりを彼の亀頭のてっぺんにくっつけ、小さく「いい子、いい子」するように、亀頭を時計回りにローリング愛撫します。 亀頭への刺激は、「気持ちいいけど、射精の気持ちよさとは別」「淡い快感がずっと続く感じ」と表現されます。ここでは、彼を射精させようとせずに、できるだけ長い時間にじわじわと亀頭への繊細な刺激で高まってもらう気持ちで行いましょう。男性が「もっと…」「イカせてください…」と欲しがり屋さんになってくる姿を見るのも楽しいですよ。 たっぷりと亀頭を焦らした後は、より細かいパーツごとにヌルヌルを活用した愛撫を行っていきます。 次回へつづく