Columコラム
2019年03月 の記事一覧
-
2019.03.22
ゼクシィ夜の★相談室[45]彼をムラムラさせちゃう【保存版】マッサージテク
-
2019.03.19
【レポート後編】「知ってるようで知らない性の健康セミナー」
一般社団法人 日本家族計画協会主催、ジェクス株式会社共催第7回「知ってるようで知らない 性の健康セミナー」のレポート第3弾です。 順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科白井雅人先生による講演「あなたが知らない性の悩みの世界~男性編~」はじまりは「性行為と長寿について」性行為と長寿の関係を調査した結果を何例かあげて解説されました。1997年にイギリスで45才~59才の男性を対象に行われた調査では、オーガズム(射精)の頻度が高い(週2回以上)男性は、頻度が低い(月1回未満)の男性に比べて50%死亡リスクが低い結果がでています。1982年にアメリカで60~94才の男性と女性を対象に行われた調査では、①性交頻度、②現在の性交満足度、③過去の性交満足度についての関係性を調べています。スウェーデンの70才の男女を対象に行った死亡リスクの調査では、男性にとってセックスを継続していることは、若々しさとバイタリティーを示しており、肉体年齢の若さや病気に対する抵抗力を示していると思われるという結果がでています。まとめると…・オーガズム(射精)の頻度が週2回と高い男性は、低い男性に比べて50%死亡リスクが低い・性交頻度(量)は男性にとって長寿の要因となる。・過去の性交満足度(質)が女性にとって長寿の要因となる。・性交の早期中止(64才より前)が男性の死亡と関連があり、女性では関連がない。つづいて「EDについて」EDの定義は、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること。中折れもEDに含まれます。ED のリスクファクターとしてあげられているのは①加齢②糖尿病③肥満/運動不足④心血管疾患/高血圧⑤喫煙⑥低テストステロン(男性ホルモンの低下)⑦慢性腎臓病/下部尿路症状⑧神経疾患⑨手術/外傷⑩うつなど精神的因子⑪薬物⑫睡眠時無呼吸症候群EDになる要因って多いと思いませんか?糖尿病とEDの関係は昔から指摘されていて、糖尿病患者の35~90%にEDが発症します。ED相談に来たら糖尿病だったという例も。生活習慣では、とくに喫煙がNG行為。先生は「勃起したいなら、タバコをやめること」と強くおっしゃっていました。意外だったのは、睡眠時無呼吸症候群もEDのリスクファクターになるということ。睡眠時無呼吸症候群の治療をすることでED改善につながるそうです。後半は、勃起のメカニズムと勃起薬の作用について、薬の副作用による薬剤性EDについての解説に時間が割かれました。ラブライフカウンセリングでは、中折れを含むED相談は多く、重要課題です。 今回、泌尿器科でのED治療法と勃起薬について詳しく知ることができて、とても勉強になりました!健康と性生活は密接に結びついています。 「性の健康セミナー」で学んだ最新情報は、コラムや「ラブライフカウンセリング入門講座」「ラブライフカウンセラー プロ養成講座」に盛り込んでいきます! 5月25日・26日開催の「ラブライフカウンセリング入門講座」は、受講生募集中です!
-
2019.03.12
【レポート中編】「知ってるようで知らない性の健康セミナー」
一般社団法人 日本家族計画協会主催、ジェクス株式会社共催第7回「知ってるようで知らない 性の健康セミナー」のレポート第二弾です。 咲江レディースクリニック 院長 丹羽咲江先生による講演「あなたが知らない性の悩みの世界~女性編~」 2016年の「女性器のコンプレックス」調査の結果 1位:臭い2位:黒ずみ3位:小陰唇のヒダが大きい、長い4位:膣のゆるみ5位:毛深い6位:処女膜がない(再生したい)7位:性交時の膣の痛み8位:クリトリス包茎 女性器のコンプレックスは、誰にも相談できず…「男性と付き合うことが怖い」「セックスをしたくてもできない」「結婚を考えると絶望的」「女性として生まれてきたのに女性として当たり前のことができない」と自己肯定感が低くなる原因となります。 丹羽先生は、それぞれのコンプレックスの実情と最新の医療で解決できるものを紹介してくださいました。例えば、「3位:小陰唇のヒダが大きい、長い」は、陰唇縮小手術を行います。 「ジーンズをはいたときに小陰唇がこすれて痛みがある」「和式トイレを使った時に尿が飛び散る」「性交時に陰唇が巻き込まれていたい」など日常生活に支障がでる状態であれば、総合病院では保険が適用される場合もあるとのこと。 今回は、具体的な手術方法をあげられてはいませんでしたが、「6位:処女膜がない(再生したい)」「8位:クリトリス包茎」に関しても、「婦人科形成」の手術があります。それぞれの手術に関して詳しく知りたい方は「女性器コンプレックス」(喜田直江先生著)が参考になります。 「5位:毛深い」では、各種脱毛法のメリットとデメリット、男性の陰毛脱毛のトレンドをあげられていましたが、興味深かったのは、45才以上でアンダーヘア脱毛をする人が2010年と2017年を比較すると、4.53倍になっているとのこと。丹羽先生は、「いつ介護されてもいいように」脱毛と命名されていました。「おむつ交換の時はよく見てよく拭かないと炎症や感染をおこしやすい。赤ちゃんみたいにつるつるだったら拭き取るのも楽。白髪になったらレーザー脱毛できないから今のうちに手を打たないと!」親世代の排泄介護をしている時に、陰毛があることでデリケートゾーンが不衛生になることに気づいた人が、陰毛が白髪になる前に(レーザーは黒い毛にしか反応しないので)処理しようと思い、増えたと指摘されていました。 「7位:性交痛」は、ラブライフカウンセリングでもよく相談される悩みです。 性交痛の原因は…①骨盤の奥で感じる痛み(子宮内膜症、クラミジア感染症、腹水やガス、癒着などで痛みがでやすくなる)②膣の入り口で感じる痛み(性感染症による炎症、膣や外陰部の自浄作用の低下、加齢による粘膜の萎縮)③精神的なもの 今回は、ジェクス株式会社が共催ということで、ジェクスさんが作っている潤滑剤「リューブゼリー」や保湿剤「メノケアモイストゼリー」を上手に活用することを提案されていました。潤滑剤「リューブゼリー」は、性交時に。保湿剤「メノケアモイストゼリー」は、日常生活の潤い不足に。出産後や閉経後はとくに膣が乾きやすくなるのので、1日1回1週間保湿を続けることで、変化を実感できるそうです。 潤滑剤を使っても、性交痛が改善されない場合は…膣外陰部のレーザー治療「モナリザタッチ」を紹介されていました。こちらのレーザー治療、私は、日本に導入される前にモニターとして3回照射しました。5年ほど前でしたが、確かにレーザーの前後で膣内の状態は変化しました。当時は、「せんべい布団を打ち直して、ふかふかの布団になったよう…」「ぷりっぷりの海老みたいになった」と感じました。自分自身よりもパートナーの方が、違いがよくわかったようです。 続いての「性的欲求の低下」のパートでは、①心因性②身体疾患③薬物の影響 ③の薬物の影響の中でも「経口避妊薬(ピル)」を取り上げ、「ピルは性欲を本当に減退させるのか?」を解説してくださいました。 今回は、医療従事者(薬剤師さん多め)の勉強会だったため、専門用語を用いての解説でしたが、疑問に思っていた「ピルは性欲を本当に減退させるのか?」について詳しくお話を聴けたことがとてもためになりました。 丹羽先生は、「ピルの使用目的(避妊・月経痛など)が広がり、種類が増えたこと(第1~4世代)で選択の幅が広がりました。そのため、服用する人の体質やニーズに合ったものを選択することえより女性のQOLが改善していくと思われます。」とおっしゃっていました。 講演の中で紹介された「性反応に影響を及ぼす構造等式モデル」も大変興味深かったです! 順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科白井雅人先生による講演「あなたが知らない性の悩みの世界~男性編~」へ続きます。 「性の健康セミナー」で学んだ最新情報は、コラムや「ラブライフカウンセリング入門講座」「ラブライフカウンセラー プロ養成講座」に盛り込んでいきます! 5月25日・26日開催の「ラブライフカウンセリング入門講座」は、受講生募集中です!
-
2019.03.12
ゼクシィ夜の★相談室[44]キス下手な彼をなんとかしたいです……
-
2019.03.11
【レポート前編】「知ってるようで知らない性の健康セミナー」
一般社団法人 日本家族計画協会主催、ジェクス株式会社共催の第7回「知ってるようで知らない 性の健康セミナー」に参加させていただきました! 医療従事者向け(薬剤師さん多め)の内容だったので、疑問に思っていた薬の副作用と性欲の関係など知ることが出来て、大変勉強になりました。 日本家族計画協会 北村邦夫先生による講演「わがの少子化、その原因を徹底解析」では、豊富な資料をもとに少子化の6つの要因を探っていきました。 ①結婚に対して消極的である?②妊娠の可能性が低下している?不妊カップルが増えている?③子育て環境が悪化している?④人工妊娠中絶数が増加している?⑤確実な避妊法が普及している?⑥性交頻度が減少している? 北村邦夫先生は、「セックスレスからどう脱却するか」の中で若者のセックス離れを指摘し、「若者たちのセックス嫌いをどう克服するか?」具体策をあげていきます。 ①人と人とのコミュニケーション・スキルを高める教育の必要性②メディアリテラシー教育の必要性③科学的・具体的な性の健康教育④産みたいときに産めるように、産めないのであれば確実な避妊を⑤雇用の確保と経済的安定 デズモンド・モリスの「ふれあいの12段階」を紹介され、セックス嫌いな若者への処方箋は「コミュニケーション・スキルを高めること。失敗は性交のもと!」で締めくくられました。 咲江レディースクリニック 院長 丹羽咲江先生による講演「あなたが知らない性の悩みの世界~女性編~」 順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科白井雅人先生による講演「あなたが知らない性の悩みの世界~男性編~」 レポートは、続きます。 「性の健康セミナー」で学んだ最新情報は、コラムや「ラブライフカウンセリング入門講座」「ラブライフカウンセラー プロ養成講座」に盛り込んでいきます! 5月25日・26日開催の「ラブライフカウンセリング入門講座」は、受講生募集中です!
-
2019.03.04
「禁断の果実ー女性の身体と性のタブー」刊行記念イベント
「禁断の果実ー女性の身体と性のタブー」刊行記念イベントに行ってきました。 「禁断の果実 女性の身体と性のタブー」リーヴ・ストロームクヴィスト作相川千尋訳 スウェーデン発でフランスなどヨーロッパを中心に翻訳されているベストセラー本の日本語訳版。女性器・オーガズム・生理を取り巻く女性の身体と性の歴史がユーモアを交えて漫画で描かれています。翻訳者の相川千尋さんと北原みのりさんの対談を楽しみにしていました。 今から17年前、「女性のマスターベーション」をテーマに卒業論文を書いていた私は、女性の身体と性にまつわる文献を黙々と読み込んでいました。 当時、日本国内で女性のマスターベーションに関する著書や情報発信をしている方々に取材を申し込み、インタビューもさせていただきました。そのうちのひとりが北原みのりさんでした。 地方の一学生だった私の取材依頼をご快諾いただき、京都から東京のラブピースクラブまで向かったのを今でもしっかり覚えています。本の内容は、その頃の思い出が呼び起こされると同時に、初めて知るエピソードも盛りだくさんで、読み応えがあります。 私が買った本はふせんだらけ。 ユーモアたっぷりなのに、女性の性にまつわる悲しい歴史があり、現在まで引きずっている事実に読むのが辛くなったり、共感したり、これからの未来に期待したり、できる本。私に性を語る言葉を与えてくれたのはフェミニズムだったと再確認しました。「エンパワーメント」と「シスターフッド」を感じた夜。 禁断の果実 女性の身体と性のタブー1,944円Amazon
-
2019.03.04
「密着できてスリルもあり」マンネリ彼を悩殺するラブシチュエーションはまさかの…