Columコラム

2018.07.08

ハマる人もいれば怒り出す人もいる。未知の可能性を秘めた男性の性感帯

 

ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。

前回までに、男性器に分布する様々な性感帯の愛撫方法をご紹介してきました。「こんなことされたの、初めて。クセになったら、どうしよう…」と彼がこぼすようになったら、大成功!
ふたりのセックスの楽しみ方がだいぶ変わってきているはずです。

 

私が教えている恋人や夫婦の愛を深めるスキンシップ・コミュニケーション LOVEもみ講座では、はじめにパートナーの疲れを癒すもみワザを。
最終的には、ペニス模型を使って、男性器の愛撫テクニックを実践的にレクチャーしています。

受講生はみんな真剣。


「彼を虜にするテクニック」的なものに興味があっても、なかなか教わる機会ってないですから。

レッスン後に、「早く彼に試してみたいな♥」と受講生の照れが入ったワクワクが伝わってくると、「この方のお相手は幸せ者だなぁ」と思うのです。

男性器愛撫テクニックを教えていて、いくつか気づいたことがあります。

それは…

発見①陰茎の上下摩擦以外に愛撫のレパートリーが少ない
発見②フェラが疲れる
発見③お尻(肛門)は、触ったことがない

ということ。

今回は、3つめのお尻まわりの愛撫についてお伝えします。

 

アナル開発は慎重に

 お尻まわりの愛撫は、難易度が高いので、最後までとっておきました。
二人の心の絆が深くなっていること、女性が男性のお尻に対して、繊細な気遣いができること。
この2つに自信が持てた時に試して欲しいのです。

 肛門は、未知なるオーガズム体験の可能性を秘めた性感帯ではありますが、排泄器官としてデイリーユースしています。
そもそもの排泄器官としての役割を阻害するようなトラブルが起きてしまっては、健康を害してしまうからです。
わかりやすく言うと、女性のネイルで肛門まわりを傷つけて出血させたり、切れ痔になることを避けたいのです。

 ここで、セックス中のコミュニケーション能力が問われます。
こまめに声がけをして、無理はしない。
ふたりの信頼関係が築けていないと安全にアナル開発はできません。

 

彼にドン引きされないためのアナル感度チェック法

 男性にはアナルを刺激してオーガズムを得る「アナニー」というオナニースタイルがあったり、「前立腺マッサージ」を提供する風俗にハマる男性がいると耳にしたり、セックス情報を読み込んで頭でっかちになっている女性は、「男性のお尻は、新しい快楽がある」と桃源郷のように思いがちですが、男性側のアナル開発への熱意は十人十色です。

 どっぷりハマる人もいれば、「二度と触らないで!」と怒り出す人もいるのです。
「彼にドン引きされる」のをこわがる女性には、肛門に触れる前に確認しておくとよいチェックポイントがあります。

チェックポイント1:彼は乳首責めされるのが好きかどうか
経験則ですが、乳首責めされるのが好きな男性や、乳首責めをおねだりする男性は受け身になる基本姿勢ができているので、アナルの快楽に身を委ねやすいです。

チェックポイント2:下痢や痔など排泄トラブルがないか
先ほどもお伝えしましたが、肛門が本来の排泄器官としてきちんと機能していないと、開発されることに集中できません。
例えば、普段お腹を壊しやすい男性や痔持ちの男性からしたら、あなたがよかれと思った愛撫を、苦痛に感じてしまいます。悦ばれるどころか、「それ、やめて」と冷たく拒絶されてしまうでしょう。

2つのチェックポイントがクリアしていたら、いよいよ様子うかがいの愛撫に入ります。

 

つづく

 

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