2017.01.15
トイ・オナニーで「イキ癖」をつけない方法って?
こんばんは!OLIVIAです。 前回は、クリトリス用のセックストイを用いた「外イキ」トレーニングをご紹介しました。
トイ・オーガズムにチャレンジされてみましたか?
セックストイでの自己開発を提案すると、
「おもちゃで気持ちよくなっちゃったら、彼のテクで満足できなくなるんじゃない?」
「電マでしかイケないんですけど、セックスでイケるようになりますか?」
「ひとりではイケるけど、セックスではイケないのが気になってしまう…」という不安げな声を耳にします。
オーガズムフル・ライフを目指すなら、ひとりでも、ふたりでも、自由自在にイキたいものですよね。
トイ・オーガズム初心者たちの不安を払拭するため、今回は、イキ癖のつかない自己開発方法をレクチャーします。
「イキ癖」って?
はじめに、マスターベーションでの「イキ癖」についてお話しますね。
男性が「自己流のマスターベーション」を長年繰り返した結果、膣内で射精しにくくなることを「膣内射精障害」と呼びます。女性の膣では再現できない握力10kg以上の強いグリップでの強摩擦、布団にペニスを擦りつけて圧迫刺激で射精する「床オナ」など。風俗では、そのように膣性交でなかなかイケない男性を「(マスターベーションによる)手グセがついている」と呼ぶそうです。
男性の場合、膣内射精が出来ないと自然妊娠が出来ないので、手グセを見過ごすわけにはいきません。
しかし、女性の場合、マスターベーションで「イキ癖」がついていても、そこまで深刻ではありませんね。
ただ、「愛の共同作業でオーガズムを迎える」ことで感動を味わいたいなら、イキ癖はつけない方がベター。
イキ癖をつけないコツ
オーガズムを得るために開発されたセックストイは、私たちに的確な刺激を与え、指や腕を疲れさせることなく、楽をして時短イキをもたらしてくれるソロ活動における優秀なアシスタント。
それゆえに、女性が、トイを常用していると、ハンド・オナニーでイクことをおざなりにしてしまいます。
人の手で再現できないバイブレーションの刺激でイキ癖がついてしまったり、だんだんと感覚が麻痺してきて、強い刺激に慣れていってしまいます。
これは、男性の“手グセ”と同じ。
そのままだと、ハンド・オナニーだけでなく、セックスの前戯でも、“振動”と“圧迫”がないと、物足りなく感じてしまいます。
電マをMAXで当てないとイケないタイプの女性は、指先の摩擦刺激でもイケるように、クリトリスの感覚を一旦リセットしておきましょう。
マスターベーション自体をお休みして、あえて禁欲状態をつくり、ソフトな刺激でも感じる感受性を育むのです。
オーガズムをクリエイトする能力が衰える
また、オーガズムを自ら作り出す感覚が衰えてしまうこともイキにくくなる理由のひとつ。
ハンド・オナニーは、“快感を与える”というセックスにおける“攻め”の要素も必要です。
トイ・オナニーでは、“受け身”の感受性を高めることは出来るのですが、そればかりだと、オーガズムをクリエイトする能力が衰えてしまうのです。
それにプラスして、エロティックな妄想力も大切。そのお話は、またの機会にしましょう。
私も経験があるのですが、トイ・オナニーの手軽さに頼り切って、しばらくハンド・オナニーから遠のくと、いざ自力でイこうとすると、前腕の筋肉は引きつりそうになるし、イクまでに時間はかかるしで、快感をつくる手指の感覚が退化してしまうのを感じます。
そこで、提案したいのが、トイ・オナニーとハンド・オナニーは、交互に行い、“受け”と“攻め”の両方の感覚を鍛えること。
特定のマスターベーション・スタイルが習慣化すると、オーガズムがマンネリ化します。
いつでも、フレッシュな気持ちでイケるように、快感のバリエーションをつけてみてくださいね。
次回は、全身性感帯に自己開発するための「ブラインド・タッチ」をご紹介します!
つづく。