2017.04.30
「奥まで突けばいい」ってもんじゃない!巨根を攻略する体位とピストン
こんばんは!OLIVIAです。
女性が抱えるセックスのお悩み「性交痛」を解消しよう!シリーズ。
性交痛の原因1:潤い不足
性交痛の原因2:外陰部の巻き込み事故
性交痛の原因3:ペニスとサイズが合わない
性交痛の原因4:テクニック不足
性交痛の原因5:婦人科系疾患
性交痛の原因6:メンタルの問題
注目するのは、前回から引き続き、男性器のサイズが大きめな男性とのセックス。
性交痛を和らげる体位テクニックとコミュニケーションについて詳しく書いていきますね。
前戯で気をつけるべきポイントは2つありました。覚えていますか?
・脳の興奮+クリトリスのマッサージで愛液量を増やす
・“膣ほぐし”で潤いと柔軟性を養う
恋人たちのセックスは、付き合っている期間が長くなればなるほど、男性の意向で前戯が簡略化されてしまう傾向があります。
パートナーが巨根の場合、前戯の手抜きは性交痛に直結しますから、意識的に丁寧な愛撫を心がけてもらいましょう。
さて、今回は、体位編です。
“なじませタイム”と声掛けは毎回必須
指やペニスを膣に挿入したら、すぐには動かさず、しばらくじっとしておくことを“なじませタイム”と呼んでいます。
なじませタイムをとることで、膣の“局所反応”により愛液が増え、ピストン運動がスムーズになって、女性側の負担が軽減されます。
“なじませタイム” のときに、彼とハグやキスをすれば「これからはじまる」セックスに対して、心の準備もできます。
その際は、お互いの目を見つめながら「痛くなったら言ってね。無理しなくていいから」「わかった、もし痛くなったら言うね」と、選手宣誓のように、“はじまりの言葉”を交わすのが理想的です。
慣れてきたら、アイコンタクトのみで、開会の言葉は不要ですが、セクシャル・コミュニケーションを強化するためにも、はじめの数回は、きちんと目を見て言葉で伝えることを練習しておきましょう。
「痛い…」と、不快感を伝えるだけじゃなく、気持ちいいときは「気持ちいい!」とハッキリと意思表示することも大切。場の空気が和らぎます。
彼に三段ピストンを体得してもらう
今からお話しすることは、あなたから彼にレクチャーすることです。
彼と繋がったら、彼の腰(骨盤)に手をそえて、ピストン運動の深さを三段階で評価します。
「これくらいは浅めだから痛くないけど、物足りないかも」
「今は、中くらい。可もなく不可もなし」
「それは、ちょっと奥まで入りすぎで、痛いかも…」
はじめは、色気がないと思いますが、声掛けをしながら微調整していくうちに、「このピストン・パターンなら大丈夫!」という抜け道が見つかります。
交接中、痛みが来そうなタイミングで、彼にお願いして、ピストンのギアチェンジをしてもらいます。
自転車のギアチェンジをするような感覚で、彼に気兼ねなくお願いできるようになったら、心も体もだいぶ楽ですよ。
深い体位・浅い体位をいろいろ試してみて
体位によって、奥まで深く挿入されるもの、浅いものがあります。
バックや前傾姿勢の正常位は、「深い体位」の代表格。
他には、「やや後傾の背筋伸ばし正常位」や片脚あげ横向き正常位も思いがけず、深く入るので鈍痛を感じやすく、避けた方が無難です。
けれど「正常位もバックも苦手!」と食わず嫌いにならず、痛くないポジションをふたりで模索してみてくださいね。バックなら、四つん這いではなく、上体を起こした「三つ指正座バック」になれば挿入が浅くなりますよ。
仲良しのライター仲間のBetsyちゃんにも「巨根男性との体位の極意」を聞いてみたところ、「海外のポルノは参考になりますよ!男優がみんな大きいので、騎乗位や座位では、女優が脚を折りたたんだりして、足の甲をバネに深く入り過ぎないよう工夫していますよ!」とのアドバイスをいただきました。
体位のバリエーションを増やしたい方は、参考にしてみてくださいね。
性交痛対策としてご紹介してきた愛撫と体位のテクニックですが、実は、彼のペニスのサイズに関係なく使えます。
女性の受け入れ態勢を整えることが出来るので、挿入後の感度がアップします。
アイコンタクトと声掛けもプラスすれば、彼との信頼関係が深まり、思いやりのあるセックスになりますよ。
どなた様も、ぜひ試してみてください。
つづく。