Columコラム
2017年03月 の記事一覧
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2017.03.30
ゼクシィ夜の★相談室[10]カラダの相性を良くするには?
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2017.03.26
パートナーとセックスの話できますか?話を切り出す方法
こんばんは!OLIVIAです。「今夜すぐ役に立つ!」女性がもっと気持ちよく!楽しくラブライフを営むための情報をご提案しています。 さて、ここしばらく、セックスにおいて、コミュニケーション能力を磨くメリットをシリーズ化してお伝えしています。 今回は、どうしたら、「彼にセックスの話をフツーのテンションで切り出せるようになるか」一緒に考えてみましょう。 セックスの話で盛り上がれますか? 前回のコラムで、「パートナーとセックスの話や下ネタで盛り上がれること」の大切さに気づいてもらえたと思います。ふたりだけのHな秘密を共有することで、心と体の結束力を強めることが出来るようになるのです。 これは、「セックスフルでありたい!」「オーガズムを突き詰めたい!」というアグレッシブなカップルだけでなく、「セックスレスかもしれないけど、うちらは、これくらいのペースでいいよね」「粘膜の接触って苦手。でも、イチャイチャするスキンシップは毎日したいね」というカップルにも共通する話。大切なのは「お互いの合意」と「Hな秘密」。 パートナーシップは、フリースタイルですから、セックス以外にも愛情表現方法があり、ふたりが満ち足りているのであれば、セックスの質に固執することもないのです。 とはいえ、「オーガズムフル・ライフ」と銘打っているコラムをご愛読者の皆様は、「いやいや、セックスの質を高めたいのよ!」と思われているはず。そういう方のために、話を進めていきますね。 性の話ができる男性 パートナーとセックスの話ができることが大事!と、言われても、どのタイミングに、どんな顔をしてセックスの話を切り出せばいいのか? 普段は、セックスのセの字も口にしないあなたから「大切な話があるんだけど…」「セックスのことで…」と神妙な面持ちで切り出されると、「何?何?何?ダメ出しされる?」「俺、なんか変なことした?」と、彼は構えてしまいます。セックスについて話し慣れてしない女性ほど、肩に力が入ってしまうため、彼がビックリしてしまうのは仕方ないかもしれません。 日本人男性は、笑える下ネタやヤリチン武勇伝以外の真面目なセックスの話に免疫がないんです。セックスの話題を振って、謙虚なリアクションの彼は、まだましな方で、拗ねたり、逆ギレしたり、「そんなこと考えてるの?エロい女だな」と罵られたり。酷い対応をされることもあるでしょう。私は、職業柄もありますが、セックスに対する真摯な態度を冷やかしたり、訝し気に思う男性をそもそもパートナーにしようとは思いません。それだけ、パートナーシップにおいて、性への向き合い方を重要視しています。もうお付き合いされている方やご結婚されている方は、価値観のズレに折り合いをつけてくしかないのですが、現在、恋人募集中の方は、気に留めておいてくださいね。 例えば、「最近、マンネリ気味だなぁ。彼のセックスがワンパターンでつまんない」と思っているとしましょう。どうしたら、マンネリ解消したいと切り出したらスムーズか考えてみましょう。 STEP1:「友達の話なんだけど…」と話題をふる 恋愛やセックス系のライターさんがよく使う手ですが、自分の体験を他人のエピソードとして話すことは有効です。ふたりが他人事として、客観的に問題に向き合うことができるので、感情的にならずに、お互いの意見を交換できて、本音も語りやすいのです。 会話例:「今日、A子からね。彼とのHが、マンネリだって相談されたんだ~(チラッ)。なかなかアドバイスもしにくいよね。ねぇ、どう思う?」 STEP2:LINEで切り出してみる 面と向かって切り出すのが恥ずかしければ、セックス関連のコラムやニュース記事のURLをLINEで送って、「これどう思う?」と反応を見るのもあり。これもやや引きで問題に向き合えて、自分のペースでコメントできるので、緊張感が軽減します。本コラムもカップルで共有して読んで欲しいと思ってます。 私のレッスンに通う受講生の中には、「彼がOLIVIAさんのファンで、コラムが更新されるたびに、『これ読んで』とURLが送られてくるんです。ふたりで読んで、セックスの勉強をしてるんですよ~」「OLIVIAさんが掲載されている雑誌やコラムを彼と一緒にチェックしています!」と報告してくださる方がいらっしゃいます。もちろん、皆さんラブラブです。きっかけづくりに、おおいに有効活用してくださいね! STEP3:後戯よりも大切なピロートーク セックスについて切り出すのに、もっともスムーズなのが、セックス後のピロートーク。フィニッシュ後の無防備な状態は、彼の本音を探るのにうってつけなのです。次回は、☑セックス後に「振り返り」ができる。ピロートークが好き。 ここに注目してみましょう。 つづく。
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2017.03.19
セックスレスも無縁!ふたりだけのHな秘密を持つメリット
健康だからセックスが楽しめる こんばんは!OLIVIAです。女性がもっと気持ちよく!楽しくラブライフを営むためのエロくてためになる情報を発信していく本連載。前回より「どうやってセクシャル・コミュニケーション能力を高められるのか?」がテーマにご紹介しています。今回、注目するセクシャル・コミュニケーションは、こちらです。☑パートナーとセックスの話や下ネタで盛り上がれる セックスは、「秘め事」と思っている人、多いですよね。別にこの価値観を覆す必要はありませんよ。「和のエロス」というワードから連想するのは、「湿り気」「暗さ」「背徳感」。もしかしたら若い読者には、ピン!とこないかもしれませんが、昭和生まれの筆者は、鄙びた温泉へのお忍び旅行や和服のうなじや足元から覗く柔肌に艶やかさを感じます。昔から脈々と受け継ぐ日本人独特のこの感性は大切にしていきたいもの。ただし、秘め事は、ひとりで恥じらって完結するのではなく、ふたりで共有すること。ふたりだけのHな秘密をたくさん持っているカップルの方が、長いスパンで欲情しあえる関係をつくれます。 私は、パートナーと性生活について“対話する”ことを大切にしています。その結果、パートナーの性の目覚め、初体験、好きなAV女優、好きなプレイと苦手なプレイ、好きなコンドームやローションの銘柄などは把握していますし、どうしたら彼の欲情スイッチをONに出来るか、手に取るようにわかります。エロいことだけでなく、避妊や性感染症の予防方法、婦人科の定期検診、月経周期によるメンタルや体調の変化など、セクシャルヘルスにまつわることも、“健康だからセックスが楽しめる”と思っているので、きちんと共有しておきます。 語れるなら、「誘い方」にも悩まない 以前、知人女性がポリシーを持って「男性に月経周期を悟られないようにしている」と語っていましたが、私は逆。なんでも明け透けに語ると、「友達感覚になって、欲情できなくなるんじゃないか」と心配する方もいるかと思いますが、そんなことはないんですよ。現に、私が指導するカップルマッサージ「LOVEもみレッスン」に来るラブラブなカップルは、この対話がちゃんとできている人たち。「彼に内緒でセックス上手になっちゃおう♥」とコソ練する人が半分。「彼女が僕のためにHなマッサージを習ってくれている」と喜びを隠し切れない男性をパートナーに持つ人が半分なんです。コソ練派の人は、「彼の性感を開くマッサージを習ったはいいけど、どうやって切り出そう…?」と、実践する前に壁にぶつかります。でも、公認カップルは、彼が甲斐甲斐しくレッスンの送迎をしたり、ベッドでスタンバイして彼女の帰りを待ちわびているんです。微笑ましいですよね。 セックスレスの方が口を揃えて訴える「誘い方がわからない」というお悩みも、日常会話にセックスの話を挟み込めるようになると解消できます。「したい、したくない」をサラッと言えるようになるので、「どう誘うか」に、頭を悩ませることもないのです。これは、本当に気が楽になります。 では、どうしたら、「彼とセックスの話をフツーにできるようになるか」早く知りたいですよね。次回、詳しくお伝えしていきます!つづく。
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2017.03.05
「オナニーではイケるけど、セックスでは…」ペア・オーガズムに必要なこと
イケない女性の特徴 こんばんは!OLIVIAです。 しばらく、「外イキしてみたい!」「バストを性感帯に育てたい!」という女性に向けて、自主トレ法をご紹介してきました。今回は、ソロ活動ではなく、ペアワーク(セックス)でのオーガズムにスポットを当ててみましょう。“ひとりではイケるようになったけど、セックスではイケない”という人、いませんか?実はこれ、よく耳にする女性の本音です。 そういう女性たちは、「クリトリスをこういう風に触るとすぐにいっちゃうの。でも、彼はわかってない」「バックで奥まで突かれると中イキしやすいんだけど、彼はバックしない派なのよね」と、わかっている。けど、パートナーには言えないのです。「セックスのことで、機嫌が悪くなるのは嫌。してもらえなくなるかも」「引かれたら、どうしよう。恥ずかしい」「それなら、現状維持でいいや。」 これは、あなたから意思表示ができていない、ディスコミュニケーション状態です。言葉を飲み込むのは、あなたの「彼を傷つけたくない」という気遣いから来るもの。あなた自身が拒絶されるのもこわい。その気持ちもわかりますが、「セックスを真面目に語り合うことが苦手な日本人は、本心をごまかして、うやむやにして、オーガズムフルなセックスを遠巻きに眺めているのが現状なんだなぁ」と、ちょっと残念に感じてしまうのです。「こうして欲しい」がわかっているのなら、あともう一歩踏み込んでみて。コミュニケーションの風通しをよくしていきましょう。「以心伝心」は幻想 運動会の徒競走を思い出してみてください。個人の100M走と二人三脚の100M走。個人競技では、自分が何等に食い込めるか予測ができても、二人三脚では、そうはいきません。相方が自分の足を引っ張ったり、のんびりだったり、せっかちだったり、ペースが合わなくてイライラしたり、息がピッタリな隣のペアが羨ましくなったり、そもそもやる気が起きなくてスタート地点に立てていないペアもいるかもしれません。ふたりで息を合わせて、タッグを組み、転んだら手を差し伸べて、ゴールを目指す。ゴールしたらふたりで喜びを分かち合う。これって、セックスでのオーガズムと似ています。そのためには、お互いの個性を知り、折り合いをつけ、息を合わせるコミュニケーション能力が必要になってきます。耳が痛い話ですが、セックスに、「以心伝心」「言わなくてもわかる」を望むのは幻想です。「これが好き、これは苦手」と意思表示をしていくことは、オーガズムフル・セックスには、避けて通れない道なんです。まずは、ふたりのコミュニケーション・レベルを確認してみましょう。☑「セックスってふたりにとって大事なことだよね」とコミットしている☑パートナーとセックスの話や下ネタで盛り上がれる☑セックス後に「振り返り」ができる。ピロートークが好き。☑「痛い」「今日はしたくない」は、角を立たないように伝えられる☑「このグッズ使ってみたい」など、相手に引かれずに「こうして欲しい」を伝えられる あなたは、いくつチェックがつけられましたか?ひとつめからつまずいている人もいるかもしれません。セックスに向き合うこと 私のラブライフ・アドバイスは、「コミュニケーション」と「テクニック」に重きをおいています。ご相談に来られる方の中には、「OLIVIA先生が画期的な解決方法を提案して、今夜から素晴らしいセックスが出来るようになるかもしれない!」そんな期待をもっていらっしゃる方がいます。セックスのテクニックを習得したり、感じるカラダになるためのワークは、ひとりでも取り組めます。でも、その次のコミュニケーションのステップになると、「やっぱり、話し合わないといけないんですね…」と、乗り越えるべき課題の面倒くささに、ため息をついてしまうのです。相手を変えれば、解消してしまうケースもありますが、「この人に操をささげる!」と心に決めたパートナーがいるのであれば、自分にもパートナーにも向き合い、折り合いをつけていくしかないんです。 でも、大丈夫。次回から、セクシャル・コミュニケーション能力を磨く方法をしっかりとお伝えしていきますから、安心してください。 つづく。