2017.01.29
OLIVIA直伝!セルフで全身性感帯に開発する「2種類のタッチ」
by Kai Oberhäuse
こんばんは!OLIVIAです。
前回は、自己開発すべき「性感帯」と「愛感帯」をご紹介しました。
今回は、その敏感な部分の「タッチの仕方」を解説していきます。
性感帯は、ただ触るだけでは、開きません!「触り方」にコツがあるんです。
用意するのは、自分の“手”のみ。
今夜からすぐ!に試せる実技をマスターしましょう。
副交感神経を優位にして、快感の入り口に立つ
今からご紹介する2種類のタッチは、私の主宰しているカップル・マッサージ(LOVEもみ)のレッスンで実技指導しているテクニックです。
男性が女性の性感を開くのにも使えますし、その逆で、あなたが彼の性感を開くこともできます。
ソロ活動だけでなく、セックスの前戯にも応用できるので、しっかり覚えておきましょうね。
私のレッスンでは、「快感の入り口はリラックスから」と口を酸っぱくしてお伝えしています。
どういうことかというと、セックス中の性反応(カラダの変化)は、
①興奮期 ②高原期(平坦期/プラトー期) ③オーガズム期 ④消退期
という4つのタームに区切られます。
興奮が徐々に高まっていく①興奮期では、血行が促進され、カラダが温まり、愛液がカラダの内側から溢れ出てきて、ペニスを迎え入れる準備が整います。(男性の場合は、ムクムクとペニスが勃起します。)
この時、自律神経は、リラックスしているときにはたらく副交感神経が優位な状態。
つまり、リラックスモードの方が、感じやすくなるのです。
「感じまくりたい!」と思うと、どうしても、「いかに興奮するか!させるか!」と考えてしまうのですが、むしろ逆です。
ベストな状態で深いオーガズムを味わいたいなら、はじめは、スロースタート。
緊張する要素を排除した安心できる環境で、オーガズムに向き合いましょう。
おすすめなのは、お風呂上り。部屋を暖かくして、携帯の電源はオフ。布団乾燥機や電気毛布、湯たんぽなどで温めたベッドに、全裸で潜り込んだら、実践開始です。
快感の扉を開く「エアーイン・タッチ」
頭の中では、大好きな彼、気になる彼、俳優、AV男優、映画のワンシーンなど、「こういうセックスがしてみたい!」という妄想を繰り広げてください。タブーはありません。非日常なシチュエーションでもOK!
女性の自己開発は、没頭するのが大事。ソロ活動の最中に、現実の世界に引き戻されてしまうと、しらけてしまいます。
ここからは、ブラインド(目をつぶる)・マッサージで、妄想とタッチの感触に集中していってください。
心と身体をなじませる「エアーイン・タッチ」をはじめましょう。
自分の肌から2~3cm離れたところ手のひらをかざし、肌の熱気を感じます。
軟着陸するようにそっと肌に手のひら全体を置き、密着させます。手と肌の境界線がなくなるような気持ちになるまでなじませて、ひと呼吸。
手の平を密着させたまま、ゆっくりと身体を撫でていきましょう。
毛並みのいい猫を撫でるように、丁寧に愛情を込めます。リラックスしながら触れる気持ちよさを味わい尽くしましょう。
妄想の中の彼に、されているようにイメージして。
ポイントは、
①手の平をまんべんなく使う
②体の端っこまで包む
③手の平から愛情を伝えるように行うこと。
手を離す時まで、細心の注意を払います。
最後は、余韻を残すようにゆっくり離します。タッチの色気が増します。
洋服の上からでも、素肌でも使える安心感のあるタッチです。
次に行う「センシュアル・タッチ」の受け入れ体勢を作ります。
羽根で撫でるようなセンシュアル・タッチ
次に、性感帯を開く センシュアル・タッチをご紹介します。 「センシュアル・タッチ」は、羽根ペンで肌をなぞるような軽やかなタッチ。
肌の表面に生えているうぶ毛を、あなたの指先でそーっとなぞるように、ゆっくりと触れていきます。
頭からつま先までまんべんなくタッチしながら、あなたの「愛感帯」と「性感帯」を探してみて。
自分で触れていてもゾクゾクと鳥肌が立ったり、じんわりと膣が潤ってくるのを感じるでしょう。
指先に官能性を宿して、エロティックな気分で行うこと。
妄想の中の彼に焦らされているような気分で、「セルフ焦らし」のひと手間を加えてください。これが、オーガズムを深めるコツです。
①呼吸が深くなる
②鳥肌が立つ
③ピクンとなる
④汗ばむ
という変化は、性感が高まっている証。
くすぐったいところは未開発の部分。エアーイン・タッチを併用しながら時間をかけて開きましょう。
自分で自分の性感帯を把握しておくと、セックスの時に、「ここが感じるの…」「そこ、舐めて…」と彼におねだりもしやすくなります。
新しい快感スポットを自分でたくさん見つけてみてくださいね!
次回は、特に敏感なバストと女性器の自己開発タッチをご紹介していきますね。
つづく。