Columコラム

2017.04.16

挿入時のほんのひと手間!「小陰唇ぴらり」で性交痛にバイバイ

性交痛の原因は?

 こんばんは!OLIVIAです。
さて、今夜も、ベッドの上でのコミュニケーションをいかに円滑にしていきましょう。
セクシャル・コミュニケーションの質は、セックスの満足度に直結します。
“快”も“不快”も、どちらもきちんと伝えられる女性こそ、セクシャル・コミュニケーション上級者です。
前回から、引き続きのテーマは…

☑「痛い」「今日はしたくない」は、角が立たないように伝えられる

 これ、なかなか難しいんですよね。

 とくに、セックスで痛みを感じる「性交痛」は、女性から相談されることが多いお悩みです。コミュニケーション以前に、まずは、痛みの原因を探るのが先決。
「性交痛」の原因をみてみましょう。 

性交痛の原因1:潤い不足
性交痛の原因2:外陰部の巻き込み事故
性交痛の原因3:ペニスとサイズが合わない
性交痛の原因4:テクニック不足
性交痛の原因5:婦人科系疾患
性交痛の原因6:メンタルの問題

原因2:外陰部の巻き込み事故

「挿入時にひきつるような痛みがある。ピストンされると、さらに入口が痛くなる!」というあなた。
ちょっと手鏡を持ってきて、自分の外性器を覗いてみてください。

・アンダーヘアはナチュラルに生やしていています?毛足が長くないですか?
・小陰唇のヒダヒダが大きめではないですか?
(「小陰唇が大きめ」の目安は両脚を閉じた時に前からみてはみ出すかどうか)

 もし、この2つに当てはまるようであれば、ペニス挿入時に、陰毛や小陰唇を巻き込みながら挿入している可能性があります。それが、痛みの原因かもしれません。

挿入時の事故

 以前、女性の方から、「彼とのセックスが痛い。他の男性とは大丈夫なのに…」というご相談を受けました。
彼のセックスと他の男性との痛くないセックスは、一体どこが違うのか?
よくよく話を聞いてみると、彼は、ご相談者以外にセックス経験がなく、女性器の扱いもまだ不慣れ。
挿入時には、亀頭を膣あたりに押し付けてグイッと挿入してくるので、この巻き込み事故が起こっていました。

 他の男性の場合は、どうやらモテるタイプで、セックス経験も豊富だったらしく、ご相談者の小陰唇のサイズ感を確認して、挿入時に巻き込まないように、指や亀頭でピラリとめくって挿入していた。ピストン時も、しっくりくる角度におさまっていたので、痛みがなかったんではないか?ということにたどり着きました。
彼とのセックスの時にも、この「小陰唇ピラリ」のひと手間を加えて、挿入角度を工夫することで、後日、「彼とのセックスでも痛くなくなりました!」というご報告をいただきました。
女性器の構造への理解が未熟だった故に、起こってしまった性交痛でした。

 このケースに当てはまる方は、「入口を巻き込むと痛くなっちゃうの」「ゆっくり入れてね」と、彼を誘導して、「挿入時に、巻き込まないようにチェックする」習慣をつけましょう。
普段から自分の外性器や内性器の特徴を把握しておくと、性交痛を予防するだけでなく、男性器を見た瞬間に、「あ、このペニスは私を気持ちよくさせてくれそう」「このカリ高ペニスは、中イキしやすそう!」と、感覚的に挿入の具合の良し悪しが想像できるようになります。
オーガズムフル・ライフを追及する女性の特技ともいえるでしょう。

 次回は、

☑性交痛の原因3:ペニスとサイズが合わない

 生まれ持ったペニスのサイズは変えられない?
そんなことはありません。
体位や愛撫の工夫で、痛みが軽減するケースもあるんですよ。

 つづく。

→ 続きはこちら

一覧へ戻る

Copyright© 2015 OLIVIA All rights reserved.