2017.09.24
専門家はどこを見る?セックス上手な男性を見抜く方法
by Felix Russell-Saw
こんばんは!ラブライフアドバイザーのオリビアです。
性の専門家を名乗っていると、「オリビアさんは、どんな男性がタイプですか?」「男性のどこをチェックしますか?」と、“私が選ぶ男性”に興味をもたれます。
さらに、「一戦交える前に、セックスが上手そうな男性を見抜く方法ってありますか?」と聞かれることも。
私の独断と偏見の塊のような内容ですが、オーガズムフルなセックスを体験するためのパートナー選びについてお話しようと思います。
何をもって「セックスが上手」「相性がいい」のか
そもそもですが、あなたは、“何をもって”、「セックスが上手」「相性がいい」と判断していますか?
例えば、「舌技と手技でのご奉仕!」と愛撫テクニックを重視する人もいれば、「全身歯型や縄痕だらけで、翌日はカラダがダルいけど、その痛みで彼の余韻に浸れる…」と自分好みのプレイをリードできる男性を好む人もいますし、「巨根ハンサムは、ご尊顔を眺めているだけで膣キュン!」というルックス重視の人もいるでしょう。
自分の理想とするセックスって、他人と共有できるものではありませんから、まずは、あなたの「定義」を思い浮かべてみてください。
その点でいうと、私の着眼点は、言葉で表現するのが難しいのですが、「感性」です。
職業柄もありますが、テクニック不足だと思ったら、「こうしたら、気持ちよくなるんだよ♡」とやんわり教えてあげればいいと思っていますし、自分に「これじゃなきゃダメ!」という特殊な性嗜好はないけど、相手の性癖を受け入れる土壌は割と広いので、ノーマルなスタイルからご要望によってはアブノーマルまで対応できます。
マンネリ気味になったら、シチュエーション、セクシャルファンタジー、グッズを活用して、刺激を与える引き出しもあります。
でも、先ほどあげた「感性」=「セックス・センス」は、後からアレコレ手直しするものではなく、その人の生きてきた人生における「努力の賜物」だと思っています。
女性経験がかぎりなくゼロに近くても、女性を誘惑する手練手管がなくても、キラリ!と光るセンスを持っている人はいます。
今まで、どれだけ心をときめかせる経験を積んできたか。
喜怒哀楽を味わい尽くしてきたか。
そこを見ます。
その過程を丁寧に行ってきた人は、私の思う「セックス・センス」がある人。
いきなり、スピリチュアルっぽくなって恐縮ですが、小手先のウマ下手ではなく、人情のある、よい“気”を持った人と清々しくエネルギー交換(セックス)したいのです。
なかなか変えられないこと2つ
人情重視でパートナー選びをしていますが、お付き合い後に、創意工夫してもどうしても変わらないなと思うことがあります。
それは、「性欲レベル」と「男性器の形状」です。
性欲は、睡眠欲と食欲と並んで三大欲求とされています。
「食欲が旺盛な人と食が細い人」「ロングスリーパーとショートスリーパー」がいるように、その人の「性欲」の量は、年齢やパッションによって若干変動するものの、基本となる性欲レベルは、変わりにくい。この性欲格差は、セックスレスの原因にもなります。
「セックスしたくないけど、夫の性欲処理に付き合ってあげてる」
「セックスしたいのに夫がしてくれない」
自分の性欲レベルから大きく外れた人と付き合ってしまうと、付き合いが長くなればなるほど、ボディブローのように不満が蓄積していきます。
次に、「男性器の形」です。これは、サイズ的に立派な方がいいと言っているわけではなく、「形状の相性」はあるよね、ということ。
「カリ高のペニスだと中イキしやすいんだけど、今の彼がソレ!」というポジティブなマッチングもあれば、「大きすぎるとお腹が痛くなる」「夫とだけは痛くて挿入できない」というネガティブなマッチングもあります。
ペニスがある日いきなり、突然変異する可能性は低いでしょう。
パートナーシップにおいて、「性生活の充実」の優先順位が高いのなら、パートナー選びの段階から、あなたが「セックスに求めるもの」をハッキリさせて、相手をふるいにかければ、その後の性生活はある程度は、安定します。
その一方で、ラブライフアドバイザーとして、「ネガティブ・マッチングだけど、折り合いをつけて彼と付き合ってく」と腹を括った人も応援したいと思っています。
その方の決断を尊重しつつ、少しでもセックスでの不快感を和らげるお手伝いをしますよ。
あなたが、よきオーガズム・パートナーと巡り合えますように。
つづく