2017.11.19
持久力は長所じゃない!?「遅漏」を克服するトレーニング法
「遅い」方がマシ?そうでもないんです
by Asaf R
こんばんは!ラブライフアドバイザーのオリビアです。
前回は、早漏男性を長持ちさせるアドバイスをいたしました。
今回は、逆のパターン。持続力ありすぎ!で、「早く終わって欲しい」と願ってしまう遅漏男性へのアプローチ方法をご紹介します。
早漏男性が「早い」ことにコンプレックスを抱きやすいのに対して、遅漏男性は、「自分は持続力がある」と、むしろ長所と捉えている男性が割といます。
女性側からすると、長すぎる交接は、性交痛の原因にもなります。
それに加えて、「持続力がある」と自信を持ってしまっている男性は、前戯を早々に切り上げて、お得意の長時間交接に持ち込む傾向があるので、女性からしたら「彼の射精に付き合ってあげているようだわ」と不満が募ってしまうのです。
さらに、「遅い」だけでなく、「最後までイケない(射精に至らない)」ケースは、「膣内射精障害」と呼び、男性不妊の原因とされています。
お子さんを望んでいる夫婦の膣内射精障害はファミリープランにかかわる問題なので、泌尿器科や不妊外来に相談する方もいらっしゃいます。
医師による投薬や人工授精を並行して行うことも視野に入れるように促されることもあるでしょう。
ここまでくると、ただ「遅い」だけでは、片づけられなくなりますね。
聞きづらい「彼のソロ活動」事情
膣内射精障害の原因で多いのが、「誤ったマスターベーション」です。
「マスターベーションのやり方に不適切なものがあるの?!」と思いますよね。
あるんです。
“膣で再現不可能な”自己流のマスターベーションでイキ癖がついてしまうと、膣性交で射精に至るのが難しくなります。
例としてあげられるのが、床オナ(非用手的マスターベーション/PUSH法)と呼ばれる、布団にこすりつける圧迫刺激。そして、握力10kg以上の強いグリップでの摩擦刺激。
泌尿器科医も「思春期からのマスターベーションの方法に問題がある場合が多いため、治療に難渋するケースが多い」と指摘しています。
自己流のマスターベーションを休止して、弱めの刺激でも射精できるように、マスターベーションでトレーニングするのが、男性がひとりで取り組む改善方法です。
遅漏克服トレーニンググッズ
膣内射精障害を改善するために、TENGAを用いたマスターベーションを推奨する医師もいます。
TENGAは、デザイン性に優れた男性用マスターベーショングッズ。
膣内に模したソフトな素材のホールに水溶性ローションを含ませ、その中にペニスを挿入して使用します。使用感は、膣性交やフェラチオに近い快感(それ以上とうたわれることも!)を得られると言われています。
TENGAには、締めつけ感や大きさ、ホール内の感触が異なる様々なタイプがあります。
トレーニング目的の場合は、
締め付けがキツイ「ハードタイプ」⇒「スタンダードタイプ」⇒やわらかな「ソフトタイプ」
と、段階的に締め付けを弱め、最終的には膣に近い刺激で射精できるようトレーニングを重ねます。
セクシャル・ヘルス分野にも浸透しているTENGAってすごいですよね。(参考サイト)
でも、あなたから、彼に、「いつもどんな風にオナニーしてるの?」「床オナじゃないよね?」「一人でする時はTENGA使って!」とは、言いにくいですよね。
セックスにオープンな関係のふたりなら、彼にTENGAをプレゼントしたり、月経中に「TENGA使ってしようか?」と提案するのもアリ。
性的なことに関して、なんでも話し合える関係は理想ではありますが、実際のところ、彼のマスターベーションというパーソナルな領域に介入するのは、ちょっと難しい…。
そこで、次回は、前戯に取り入れる道具なしで行える「遅漏対策テクニック」をご紹介したいと思います。
つづく