2018.01.07
ローションをライバル視する男性はセックス素人?男性用と女性用ローションの違い
ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。
新年あけましておめでとうございます。
今年も皆様のオーガズムをより豊かにするために、有益な情報をお伝えしていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
肌だけじゃなく膣も乾燥?
冬は、乾燥が気になる季節ですよね。お肌も手指も保湿クリームが手放せません。
そして、潤いと言えば、デリケートゾーンの潤い。
30代半ばを過ぎ、パートナーとの関係も安定してきたせいか、「こんなに濡れなくなるものなんだ…」と現実を受け入れざるえない場面に遭遇しています。
それに、妊活中は、排卵日にタイミングを合わせるので、自分のムラムラの波と排卵日がかみ合わないこともしばしば。
男性達は、排卵日のプレッシャーから勃たなくなる「排卵日ED」を訴えます。
濡れない膣に勃起しない男性器。
この「ここぞ!」というときのお悩みを解決する方法を考えてみたいと思います。
ローション使いが巧みな人はセックス玄人
セックスの必需品と言えば、ティッシュ・コンドーム・ローションですね。
ティッシュとコンドームは、枕元にセッティングする人が多いかと思いますが、ローションはどうでしょう?
個人的に、ローション使いが巧みな人は、セックスを熟知している人だと思っています。
潤滑ローションとひとくちに言っても、用途によって配合成分やテクスチャーを見極める必要があるからです。
ワインソムリエのように、その日のセックスにぴったりの潤滑ローションを選ぶことで、驚くほどセックスがスムーズになります。
潤滑ローションをライバル視する男性
そもそも潤滑ローションって、「濡れない女性のためのもの」って思っていませんか?
男性だったら、「オナホをヌルヌルさせるためのもの」でしょうか。
だから、男性は「そんなのなくたって、俺が濡らしてあげるよ!」と鼻息を荒くするし、女性も「私、すごい濡れやすいから、そういうの要らないの」と潤滑ローションを「そんなもの」扱いしちゃうんですよね。
女性の体は、デリケートですから、月経サイクルや仕事でストレスを抱えてるとき、加齢や服薬など、本人の気持ちの高ぶりとは裏腹に、濡れにくいときがあるのです。
そういう繊細な性メカニズムを無視して、ローション不要と言っちゃう人は、男女ともに、まだまだセックスの奥深さをわかっていないということ。
それに、潤滑ローションは、膣を潤す以外にもいろいろ使い道があります。
男性用と女性用ローションがある
ローション使いの匠になるためには、まずはじめに、男性用ローションと女性用潤滑ゼリーの違いを知りましょう。
日本では、潤滑ローションは、「雑品」扱いのため、使用用途が明記されていません。
男性用ローションとここで呼んでいるのは、主にオナホ(オナニーホール)の内部に塗ってヌルヌルとさせ、膣内を再現するための潤滑剤のこと。
一方、潤滑ゼリーは、女性の膣潤滑不全による性交痛を解消することを目的とした潤滑剤。
膣内に使用しても大丈夫なように配慮されて作られています。
ざっくりとした見分け方として、ドラッグストアに置いてあり、「潤滑ゼリー」と表記されたものは、女性の膣に使用しても大丈夫なように作られていると思ってください。
「ローションならどれでもいい」というわけではないんですよ。
雑品扱いされているからこそ、ユーザーの私たちが使うアイテムを見極める必要があります。
ドラッグストアやドン・キホーテなどのアダルトグッズコーナーに行って、この2種類を見極めてくださいね。
それが、ローション使いの匠への第一歩です。
次回は、女性用潤滑ローションのシチュエーション別の使い分けをご紹介したいと思います。
つづく