Columコラム

2018.02.25

寸止めも即イキも自由自在!見落としがちな「包皮小帯愛撫」

ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。
前回ご紹介した男性器まわりの性感帯8つ。全部覚えましたか?

①亀頭②尿道口③カリ首④包皮小帯⑤裏筋⑥陰茎⑦陰嚢⑧会陰

 でしたね。
今回は、多くの女性が見落としがちなのが、④包皮小帯への愛撫について解説していきます。

射精への架け橋「包皮小帯」

 包皮小帯は裏筋全体を指しますが、ここでは、裏筋の中でも、亀頭と裏筋のつなぎ目部分、漢字で「人」のように見える亀頭寄りの部分として解説していきます。
「人」部分は、裏筋の中でもより感度が高い部位とされています。

 男性が最も射精しやすい愛撫は、ピストン運動のような上下の強摩擦ですが、その時にも包皮小帯が関わっています。
上下摩擦に連動して、包皮小帯が亀頭側にクイックイッと引っ張られ、それが刺激となり射精に向かってじょじょに高まっていきます。
包皮小帯がどれだけ敏感な性感帯かと言うと男性の「早漏治療の手術」の解説ページを覗いてみるとわかります。

(包皮小帯の)周囲には性感帯が密集しているため、切除手術をすることにより早漏を防止する効果があります。性感帯が全てなくなるわけではないので、治療によって不感症になる心配はありません。

 性感帯としてこんなにも重要視されているとは知らない女性も多いのではないでしょうか。
包皮小帯の敏感さを利用すると、彼の持続力を高めることも、早くイカせることも出来るんです。

早漏の彼には「スクイーズ法」

 手コキやフェラでもイキそうになってしまう超早漏の彼に試してみる価値があるのが、「スクイーズ法」という愛撫テクニックです。

 スクイーズ(squeeze)は、「圧搾する」「押しつぶす」という意味で、早漏男性のマスターベーショントレーニングにも用いられます。
ここでは、女性から男性に応用して彼が1秒でも長持ちできるように協力しましょう。

スクイーズ法
1. ペニスを愛撫している最中に彼が射精したくなったら、包皮小帯に親指を当て、人差し指と中指を反対側に沿える。注射の後に止血するくらいの力加減で親指に力を入れてぎゅっと握る。

2. イキそうになる射出感がおさまったら再び愛撫を開始する。

3. イキそうになったらスクイーズを繰り返し行い、射精するまでの時間を延ばす。3回繰り返し、4回目で射精に誘う。

 早漏克服のトレーニングにもなります。

早イキさせたいときには

 早漏対策とは逆に「早イキさせたい!」というときには、包皮小帯の「上下運動」をよく観察しながら上下摩擦を行います。

 包茎手術をした男性や手術をしていなくても男性の中には、包皮小帯を含む裏筋が過敏すぎて、フル勃起したときや上下摩擦の際に亀頭や裏スジに痛みがでる人もいます。
彼を早くイカせようとして、がむしゃらにスピード手コキを繰り返すのは要注意です。
亀頭がおじぎをするように裏スジに引き寄せられるようでしたら、「痛くない?大丈夫?」と彼に確認しながら行いましょう。

 見過ごしがちな射精の要になる「包皮小帯」への愛撫、今一度見つめ直してみてくださいね。

 つづく

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