Columコラム

2018.07.01

もう「受け身」はおしまい!彼がほれ込むオーラルテクニック

アイスクリームを舐める女性の口元の画像

 ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。
セックス・カウンセリングを行っていると、日本人女性は、セックスにおいて常に受け身という方が圧倒的に多いと感じます。

 体の構造的には、男性を受け入れる形になりますが、セックスを充実させたいなら、この受け身専門の態度を改めないと、いつかは、頭打ちになります。

 というのも、「いかに気持ちよくしてもらうか」を相手に期待すると、オーガズムの主導権を男性に明け渡すことになります。
セックスの満足感が、相手の男性の経験値やテクニックセンスに左右されてしまうんですよね。

 そうなると、「彼とは体の相性がよくないから、長く付き合うと、欲求不満になっちゃうかも…」と彼との未来に不安になったり、「もっと気持ちいいセックスできる相手を探した方が手っ取り早い!」と、浮気心がムクムクと湧いてきます。

 大人の女性が、自己責任でセックスパートナーを変えることに反対はしませんが、「本当は彼とのセックスを充実させたいのに…」と思いながら悶々としているなら、あなたのセックスに対する姿勢さえ変えれば、ふたりのセックスが好転していくこともあるんだよとお伝えしたいのです。

 受け身専門を脱すると、セックスの自由度が高くなります。

 大人になるにつれて、交際もセックスもルーチンワークになり、新鮮さがどんどん失われていくなかで、恋人との「はじめての快感」を集めていく冒険的なセックスは、子供のような遊び心を呼び覚ましてくれます。
未開発だった性感帯でオーガズムを得た時の驚きと高揚感は、セックスでしか味わえません。

 前置きが長くなりましたが、女性にも男性の性感帯を開発する“攻め”の面白さに開眼してもらいたいなと思います。そんな思いから、男性器にある性感帯(亀頭、尿道口、カリ首、包皮小帯、裏筋、陰茎、陰嚢、会陰)の愛撫方法を解説してきました。

 

会陰愛撫の四段階変化

 前回は、「会陰集中愛撫」をSTEP2までご紹介しましたね。

STEP1 キスをし、様子をうかがいながらのソフトタッチ
STEP2 オムツ替えのポーズ(ちんぐり返し)で彼の羞恥心を解放する

 今回は、さらに蟻の門渡り開拓を進めていきます。

 

STEP3「ソフトクリーム舐め」

 ここから、オーラルテクニックになるので、セックス前にシャワーを浴びて、清潔な状態で行うことをおすすめします。

 これは、衛生面への懸念だけでなく、彼の緊張感をほぐす気遣いです。
肛門一歩手前の会陰へのオーラル愛撫は、「そんなところまで、舐められちゃうなんて!」という興奮に繋がる気恥ずかしさと「汚いからやめて!」という気持ちが紙一重です。
ここで、「汚いからやめて」にメーターが傾いてしまうと、快感に没頭できなくなっちゃうんです。
女性がクンニされる時の心理に似ているので、わかりますよね?

 オムツ替えのポーズ(ちんぐり返し)で露わになった彼の会陰をよく観察すると、肛門から陰嚢の裏にかけて縫い目のような線がうっすらと見えると思います。

 この縫い目を、舌を使って刺激していきます。まずは、舌先の力を抜いて、熱を帯びたマグロの刺身のような状態になった舌を、縫い目にピタリと密着させます。

 そして肛門側から陰嚢裏にかけて、できるだけゆっくりと動かします。スローモーションでソフトクリームを舐めているようなイメージです。

 

STEP4「チロチロ舐め」

 ソフトクリーム舐めが気に入ったようであれば、会陰のオーラル愛撫を続けます。

 舌の動きを変えて、マンネリしないように気をつけましょう。
舌先に意識を向けて、先端をとがらせ、チロチロと小刻みに動かします。会陰の縫い目に対して、横方向にスライドする動き、縦方向のレロレロする動きを交互に行い、彼の反応のよい舐め方向をみつけましょう。

 恥ずかしさと気持ちよさのせめぎ合いが、会陰愛撫の醍醐味なので、意識的に愛撫の合間に彼と目をあわせてみましょう。

 今まで見たことのない興奮と羞恥心が入り混じったような彼の表情を引き出せたら、だいぶいい感じだと思います。
「こんなことされたの、初めて…。でも、気持ちよかった。クセになったら、どうしよう…」とセックス後に、こぼすようになったら、彼は、あなたとのセックスにだいぶ入れ込んでいる証拠。
ここまで彼の開発が進むと、あなた自身もだいぶ楽しくなっているはず。

 残す性感帯は、肛門(表面)と前立腺の2つ。
最後の砦にだいぶ近づいてきましたね!

つづく

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