2021.11.05
【レポート】「性の科学者-セクソロジスト-が語る日本と欧米のセルフプレジャーカルチャー」
ご報告が遅くなりましたが、10月23日に開催されたFemtech Fes!2021のパネルディスカッションを無事に終えることができました。
当日の様子・舞台裏話をレポートします!
セックスコラムニストBetsyさんのレポートはコチラ
Femtech Fes! 2021レポート 日欧セクソロジスト対談
前半 WOWtechGroup PR
・WOWtechGroupについて
・ウーマナイザー開発秘話
・マスターベーションギャップ調査結果発表
・ウーマナイザー新作発表
参考:ウーマナイザー、世界17カ国マスターベーションギャップ調査レポートを公開 〜 日本のマスターベーションギャップは77%で最下位 〜
後半 エリザベスさん×OliviA対談
ファシリテーターのLiaさんからの質問・会場からの質問にエリザベスさんと私が回答する形で進行しました。
Femtech Fes!でのパネルディスカッションという場でしたが、「セルフプレジャー=セックストイを使う行為」と限定されないように気をつけました。
これは、打ち合わせの段階から話題にあがっていたことです。
・セルフプレジャーは、広い意味で自分の性的関心や欲求に気づき、肯定、想像することから始まるのではないか?
・性器に直接触れなくても、自分が心地よく感じる肌へのタッチングもセルフプレジャーに含まれるのではないか?
・性的に性器に触れることに抵抗がある人は、デリケートゾーンケアなどから始め、徐々に慣れていけば良いのではないか?
私はセルフプレジャーを語る時、そんな風に思っています。
カウンセリングでは、自分のデリケートゾーンを見ることやセルフプレジャーに抵抗感がある方のお話も聞きます。
その背景には様々な要因があるのですが、デリケートゾーンの異変に気づきにくいという健康面への影響を考え、自分のカラダを見ること、知ることの心理的なハードルをできるだけ下げるように工夫してお話ししています。
「恋人や友人とセルフプレジャーについて話すことについて」
エリザベスさん、私から
「マスターベーションは、プライベートな話題なので、パートナーや友人と必ずしも話し合わなくてはいけないということではないが、性の悩みについて話し合える知人・友人がいるのは貴重」とお伝えました。
「セルフプレジャー初心者に向けて」
「セルフプレジャー初心者は、外性器へのタッチング・刺激から始めて、その後に腟内へのアプローチを行うのが良いのではないか?」(エリザベスさん、OliviAより)
短時間の対談でしたが、「自分の性的関心・好奇心に興味を持ち、気負わずにセルフプレジャーを楽しむこと」を提案しました。
会場には、150社以上の国内外のフェムテックアイテムやサービスが展示されていて、沢山の来場者で賑わっていました。
パネルディスカッションも当日飛び込み参加の方で満員御礼でした。
セクシュアル・ウェルネスの分野がさらに注目されることで、不安や痛みを伴う性生活に「NO!」と示し、自分とパートナーにとっての心地良さを追求することが出来ますように。
FemtechFes!には、ラブライフカウンセラー®︎養成講座の受講生も全国から参加し、初期の受講生との懐かしい再会もありました!
ラブライフカウンセラー®︎のニーズもますます高まっていく予感がします。
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