Columコラム

2024.02.19

Femtech Fes!2024レポート

2/9-11まで六本木アカデミーヒルズで開催されていた日本最大規模のフェムテックイベントFemtech Fes!レポートです!

2/9にコラムニストのBETSYさんと行ってきました!

 

2019年から開催を重ねるごとに国内外のフェムテックシーンの変化を感じることができる貴重な機会!


2021年にはセクソロジストのエリザベスさんと日本と海外のセルフプレジャー事情について対談させてもらいました。


主催者のfermataさんに感謝です。

会場はすでに手に取れる商品を紹介する【氷山の一角】エリアとまだ日本では手に入らない海外の最新フェムテックを紹介する【海面の下】エリアに分かれて構成。

4時間滞在していたけど、じっくり見て回るのに時間が足りない程、こだわりのプロダクトが集結していました。

【氷山の一角】エリアでは愛用品のブランドも多数出展していました!

吸水ショーツのBeAはライブペインティングのパフォーマンスが行われ、商品のPRだけでなく女性の活躍推進プロジェクトGirls Be Ambitiousの取り組みも知ることができました。

bellaはフェムケアに特化したCBD化粧品や首こりや腰痛のボディケアに重宝しているTOTONOUCBDのバームKIWAMIのお試しもできました。

スタイリッシュなプレジャートイの先駆けLELOのブースも。

日本で人気のアイテムはオーラル愛撫を再現するトイだそう。

洗った後の保湿剤要らずのスウェーデンのデリケートゾーン用オイルクレンジングLIPや創業20年のハナミスイのアプリケーター型腟洗浄器 インクリアは女性メディアでも多数紹介されているケア用品。

月経カップも種類が増えていて、初心者でも使いやすい独自設計のmurmoやマーメイド型のKANONなど選択肢が広がったことで初めて使う人を後押ししてくれます。

子宮頸管粘液(おりもの)の変化で月経周期を計測するKeggはたしか2019年に見た時はプロトタイプだったけど海外では販売が始まったそう。

インパクトがあったのは小林製薬ブース!
おりもののニオイや色、形状を展示して、どんな状態が健康的でトラブルがあるとどう変化するのか目と鼻で確認できました。

ちょっと勇気が要るニオイ嗅ぎ比べは「におい展」を思い出した。

 

 
 
 
 
 
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日本では手に入らない海外の最新フェムテックを紹介する【海面の下】エリアでは、ビジネス用語として使われている「フェムテック」という言葉が誕生する背景にある課題がわかるキュレーション展示が素晴らしかった!

フェムテックの過去・現在・未来に想いを巡らすことができます。帰宅後じっくり読み込んでる。

昨年、視覚障がいがある女性の皆さんにセクシュアルウェルネスセミナーを開催した時に、「月経が始まったことを視覚的に確認できないのが困る」と聞いたのですが、展示ブースの中に、ナプキンで受け止めた液体が何なのか分析してブザーで教えてくれるプロダクトがありました!

日本にもあるといいなぁと思ったのがロール式の生理用ナプキン!


トイレットペーパーのように設置できて必要な時に個室内ですぐ使えるのがいい。
「生理の貧困」が問題視されているので学校に設置されたら助かる子がきっと増えるだろうなぁ。

更年期以降のセクシュアルヘルスをサポートするプロダクトは、腟萎縮を改善する膨らむタイプのダイレーターや排尿コントロールのトレーニングアイテムが紹介されていました。

月経・妊活・産後・育児・更年期をサポートするプロダクトやサービスの他に、性被害に遭遇した時に犯人を特定するためのレスキューキットや避難所で着用する防犯に役立つ下着など、目まぐるしく変化する身体の困りごとだけじゃなく、女性特有の社会的な危険から身を守るプロダクトも展示されていて、生物学女性として生まれたことで起こりうる様々な課題が浮き彫りになっていました。

女性の人生のドラマティックさを感じたイベント後編でした。

 

 
 
 
 
 
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