Columコラム

2016.10.02

男性の「好きな体位とその理由」でわかるセックスの傾向

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こんにちは。OLIVIAです。

 仕事関係の打ち合わせや取材で、ざっくばらんにセックスの話をするので、プライベートでもついついそのテンションでセックスの話を展開してしまいます。
お酒の席の下ネタとしてではなく、研究者のまなざしでストレートに質問していくと、みんな、とくに照れることもなく、答えてくれます。

 最近の私の関心事は、その人の好きな体位を聞いて、セックス傾向を分析すること。
コラムや著書でも、現代人向けにアレンジした48手を紹介していることもあって、体位には、こだわりがあります。
申し訳ないことに、友人たちの誕生日を覚えられない私ですが、好きな体位はちゃんと暗記しています。
お気に入りの体位を知ることで、
その人がセックスに何を求めているのか?
どんなセックスをしてきたのか?
セックス経験の豊富さ、など、セックス観のアウトラインがうっすらと浮かび上がってきます。
ヤリチンor童貞?

 好きな体位が「正常位」の男性は、二極化の傾向があります。

 一番無難で、多い回答が「正常位」です。正常位と回答する人には、経験豊富かその逆。
セックスにあまりこだわりがない人や、セックスビギナーは、そんなに色々な体位を試したことがないので、とりあえず“正常位”と答えた可能性があります。濃厚なセックスは望めないかも。

 逆に、経験豊富だからこそ、「正常位」と答える人もいます。これは、「なんで、正常位なの?その心は?」と聞いた返しでわかります。
「キスしたり、顔を見たり、女の子との距離が近いから好き」と答える男性は、ちゃんと女性を見ている証。
「あぁ、この人は、ちゃんと好きな子とセックスをしてきたんだぁ」とキュンとします。
「いろいろ試した結果、やっぱりシンプルイズベストだと思った」と答える彼は、経験豊富。前傾姿勢の正常位は、最も射精しやすく、ピストン運動がしやすい体位なので、ベストパフォーマンスができる正常位に落ち着いたパターンでしょう。
正常位派の男性は、経験豊富か童貞に毛が生えたレベルか、見極めが必要。
エロさも新密度も

 好きな体位が「対面座位」の男性はよくばりさん。

 正常位と同じく胸キュンな理由で好まれているのかもしれないのが「対面座位」。
ハグやキスがしやすい抱きしめ対面座位は、男性がイキにくく持続力をキープできるので、「ゆっくりと一体感を味わいたい」という男性が好きな体位。
大好きな彼女と心の通ったセックスを求める傾向があるはず。
さらに、両手を後ろ手について腰を動かせば、女性のGスポットを刺激しやすく、お互いM字開脚になるので、視覚的にもエロティック。
好きな体位が「対面座位」の男性は、エロさも親密度もどっちも味わいたいよくばりさん。意外とやり込んでいるかもしれません。
決めつけ男には要注意

 「女の子は、騎乗位を嫌がるよね」という男性は窮屈でしかない。

 好きな体位を聞いていると、「女の子は、上になるの苦手だよね」「疲れるから嫌がるよね」と、「女の子って、○○だよね」と語りだす輩がいます。
いやいや、女性だって、「騎乗位が一番すき!」「自分で気持ちいいところに当てられるからいい」という人だっていますよ!
「女の子って、○○だよね」という切り口で、セックスや恋愛を語る男性って、己の数少ない経験やネットの記事を読んで耳年増になっているだけじゃないの?って、懐疑的になります。そういう男性って、例外的な女性に当たった時に、大慌てで、マウンティングしてくることも。そういう男性とは、窮屈なセックスしか出来なくなりそうです。

「この人は、どんなセックスをするのかな?」って、想像しながら、お酒を飲むのは、セクシャル・ファンタジーを刺激する楽しい時間ですよね。
あなたの好きな体位はなんですか?
気になる彼にも聞いてみて。

つづく

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