Columコラム
2018年07月 の記事一覧
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2018.07.31
限界です!オラオラ系旦那の勘違いセックスに耐えられない!
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2018.07.29
【最終回】エロとユーモアは人生を楽しくする!婚活から闘病を経て確信したこと
ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。2年間連載させていただいたコラム「オーガズムフル・ライフ」名残惜しいですが、今回で最終回です。オーガズムを追求するということ コラム連載当初は、幼少期の性への好奇心の芽生えや思春期の頃の自分の体の変化に戸惑いながら、向き合っていたこと。恋愛やセックスを通して、自分を確立していった学生時代のエピソードを初めて書き綴りました。 最近のコラムでは、ラブライフアドバイザーとして、人様の性生活の悩みを聴き、アドバイスをする仕事に就いて、日々、気づくことやアドバイスの内容を公開しました。 いつも、コラムを読んでくださる方の「セックスがより楽しく、充実しますように!」という願いを込めながら書いていました。「オーガズムフル・ライフ」を振り返ってみると、性を通して見る世界は、私自身と私が出会ってきた女性達の人生そのものだと気づかされます。おおげさではなく、性と人生は、切っても切り離されないものだと思うのです。婚活中に感じた世の中の偏見と矛盾 残念なことに、日本では、「性」=「恥ずかしいこと」「下品なこと」と見なされている現実があり、女性で「性生活のアドバイザー」を名乗って活動する私への偏見は、少なからずあります。 そのことを強く感じたのは、婚活中でした。結婚を前提に交際する可能性のある男性に、「自分の仕事を理解してもらうためには、どうしたらよいか?」と悩んでしまったのです。実際に、「この人なら理解してくれるだろう」と思って話しても、「自分とは違う世界の人」と見切られてしまうこともありました。 でも、そんな時には、私の元にやってくる相談者の方を思い出すのです。性生活が上手くいかないことで離婚に至った方、満たされない日々を感じている方。セックスレスを解消できて夫婦仲が改善した方や念願だったお子さんを授かった方。 性に悩む方も性生活を謳歌する方もどっちも見ているからこそ、「充実した性生活とパートナーシップは、人生を豊かにしてくれる」という揺るぎない真実を目の当たりにできました。 オーガズムフル・ライフを歩むためのゆるぎない思い いきなり、個人的なお話になりますが、私は、2年間のコラム連載期間中に、婚活・結婚・夫婦での闘病と自分の人生において大きな見せ場となる出来事が次々にやってきて、ライフスタイルもだいぶ変化しました。 映画で例えると、「恋愛映画を観ていたつもりだけど、いつの間にヒューマンドラマに変わった?!」というくらいの変化です。 その変化の中にいても、ずっと変わらないのが、さきほどお話した「充実した性生活とパートナーシップは、人生を豊かにしてくれる」という確信。そして「エロとユーモアは人生を楽しくする!」ということ。 結婚3ヶ月で夫婦で闘病生活に突入したエピソードは、これから少しずつ語っていこうと思います。 より楽しく、より官能的な人生を送るオーガズムフルな女性が増えますように!オーガズムに前向きに向き合う女性をいつも応援しています! それでは、また!長い間、ご愛読ありがとうございました。
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2018.07.22
万人が「気持ちいい」と感じるところなんてない!充実したオーガズムの秘訣は…
ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。女性が受け身から脱し、パートナーの快感を探っていく作業は、セックスに慣れてきた大人のカップルだからこそできること。 受け身も攻めもどちらも楽しもうとする心がけが二人のセックスをより充実したものにしてくれます。 男性の性感帯開発シリーズも今回で最終回です。「男性版Gスポット」と呼ばれる快感の可能性を秘めた性感帯に近づいてみましょう。 男性版Gスポットと呼ばれる性感帯とは… 男性版Gスポットと呼ばれる性感帯、それが「前立腺」です。 前立腺は、膀胱の下に位置している栗の実大の大きさの臓器です。 前立腺の働きは、前立腺液を分泌することです。一部が直腸に接しているため、直腸の壁越しに指(肛門への指入れ)で触れることができます。 元々は、医療行為として行われていた前立腺マッサージですが、快楽目的で行う人が出てきて、男性向け性風俗のメニューとなったと言われています。射精を伴わないドライ・オーガズムを体験できると言われていて、ハマる男性の中には「ソロ活動後の後始末が楽」という人もいるようです。 男性版Gスポットと呼ばれる性感帯とは… 前回までに、会陰へのアプローチと肛門表面の愛撫をご紹介しましたよね。それらは、すべて前立腺マッサージのための準備運動のようなもの。前立腺マッサージを安心安全に行うために、心と体の受け入れ態勢をつくってきました。前立腺マッサージを行うにあたり、できれば、直腸の洗浄(浣腸など)をしておいた方がいいのですが、これは、男性が乗り気でないとなかなか難しいですよね。 ですので、セックス前に湯船に浸かり、お尻を温め、きれいに洗うということを心がけてください。体を温めておいた方が緊張感が和らぎ、指入れがスムーズになります。 ペニス→会陰→肛門表面とパートナーが、快感を伴いながら、あなたの愛撫を受け入れることが出来るようになったら、前立腺に一歩進んでみましょう。 いよいよ前立腺へ コンドームを1個用意してください。人差し指か中指にコンドームをはめます。あなたの指か彼の肛門にローションを塗り伸ばしておきます。コンドームをつけた指の腹を肛門にあてがい、表面をクルクルと円を描くようにマッサージして、彼に心の準備をしてもらいます。この時、「ゆっくり息をして」と彼に伝え、息を吐くタイミングで第一関節までゆっくり押し込んでみましょう。ここで、少しでも緊張感や痛みがあるようであればストップします。 ローションのすべりで「あれ?!もう指入れちゃったの?」と彼が気づかない間に指入れできてしまうケースもあるかもしれません。指を入れた後、彼が「もっと刺激して…」というほど余裕があるようでしたら、直腸の前壁を指の腹で1cmくらい押し込むように動かします。押し込むオンの動きとゆるめるオフの動きを繰り返します。 前立腺の位置は、男性により個人差があるんですが、指での愛撫の受け入れ態勢が出来ていないと「気持ち悪い」「○○○が出そう…」と拒否反応を示してしまうので、決して、無理はせずに、彼の表情、お尻の締めつけ感(緊張具合)、「どう?大丈夫?」と、こまめな声掛けで様子を見ながら行ってくださいね。 ちなみに、指を抜く時も最新の注意を払い、ゆっくりと息を吐いてもらいながら、抜いてください。愛撫後も、「どんな感じだった?」とアフターフォローをお忘れなく。 男女ともに言えることですが、「万人受けする性感帯」は、ありません。「失神するくらい気持ちいい」とか「頭が真っ白になる」とか性感帯やオーガズム体験を大げさに表現している情報を目にすることがあるかと思いますが、あれを鵜呑みにしないでください。他人の体験談と自分の体験を比べて(比べられて)、悩む人もいるからです。 今回、紹介した前立腺マッサージも「ドライ・オーガズム」「男性版Gスポット」と、めくるめく快感を想像させるキーワードが絡んできますが、ハマる男性もいれば、一度体験してみて、「俺は、お尻は、いいや…」と気づく人もいるでしょう。 自分自身とも、パートナーとも、積極的なコミュニケーションをとりながら、オーガズムを得て、楽しいセックス体験を重ねていくことが、オーガズムフル・セックスの秘訣です。つづく
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2018.07.15
ムズムズくすぐったい!男女ともに気持ちいいローション愛撫
by Hanna Postova ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。男性の性感帯の愛撫において、前回、口が酸っぱくなるほど、「アナル開発は慎重に」とお伝えしました。さすがに、皆さんの心構えも出来てきたと思うので、いよいよ愛撫に入りたいと思います。ノックはソフト&スローに それでは、「肛門」という名の未体験の快感へつづく扉をノックしてみましょう。 肛門表面を愛撫するにあたり、舌を使うオーラル愛撫と指を使う指技がありますが、体への負担が少ないのは、唇や舌を使ったオーラル愛撫です。 以前、お伝えしましたが、オーラル愛撫をする場合には、衛生面と羞恥心を考慮してシャワーで清潔にしてから行いましょう。愛撫する時の男性の体勢も大切です。あおむけの場合:フェラチオ中に、陰茎→陰嚢→会陰とだんだんと肛門に近づいてきたら、彼の片脚のひざを折り曲げ開脚させます。もしくは両脚を開いてM字開脚。これで肛門表面をオーラル愛撫しやすくなります。うつぶせの場合:背中、おしりのほっぺの表面、お尻の割れ目の上の尾てい骨にチュチュッと唇でキス。キスをしながら、だんだんと肛門に近づいていきます。左右のお尻のお肉を手でちょっと開き、お尻の割れ目に舌先を差し入れるようにして、オーラル愛撫をおこないます。 はじめは、舌先でツンツンとつつくように刺激して彼の反応をみます。嫌がらなければ、舌の力を抜き、舌の厚みと熱を肛門に伝えるようにゆっくりと表面を舐めます。ここまでスムーズに行えるようになったら、「この人になら、安心して身を委ねられる」とセックスにおけるふたりの信頼関係が出来上がっているはずです。
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2018.07.08
ハマる人もいれば怒り出す人もいる。未知の可能性を秘めた男性の性感帯
ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。前回までに、男性器に分布する様々な性感帯の愛撫方法をご紹介してきました。「こんなことされたの、初めて。クセになったら、どうしよう…」と彼がこぼすようになったら、大成功!ふたりのセックスの楽しみ方がだいぶ変わってきているはずです。 私が教えている恋人や夫婦の愛を深めるスキンシップ・コミュニケーション LOVEもみ講座では、はじめにパートナーの疲れを癒すもみワザを。最終的には、ペニス模型を使って、男性器の愛撫テクニックを実践的にレクチャーしています。受講生はみんな真剣。「彼を虜にするテクニック」的なものに興味があっても、なかなか教わる機会ってないですから。レッスン後に、「早く彼に試してみたいな♥」と受講生の照れが入ったワクワクが伝わってくると、「この方のお相手は幸せ者だなぁ」と思うのです。男性器愛撫テクニックを教えていて、いくつか気づいたことがあります。それは…発見①陰茎の上下摩擦以外に愛撫のレパートリーが少ない発見②フェラが疲れる発見③お尻(肛門)は、触ったことがないということ。今回は、3つめのお尻まわりの愛撫についてお伝えします。 アナル開発は慎重に お尻まわりの愛撫は、難易度が高いので、最後までとっておきました。二人の心の絆が深くなっていること、女性が男性のお尻に対して、繊細な気遣いができること。この2つに自信が持てた時に試して欲しいのです。 肛門は、未知なるオーガズム体験の可能性を秘めた性感帯ではありますが、排泄器官としてデイリーユースしています。そもそもの排泄器官としての役割を阻害するようなトラブルが起きてしまっては、健康を害してしまうからです。わかりやすく言うと、女性のネイルで肛門まわりを傷つけて出血させたり、切れ痔になることを避けたいのです。 ここで、セックス中のコミュニケーション能力が問われます。こまめに声がけをして、無理はしない。ふたりの信頼関係が築けていないと安全にアナル開発はできません。 彼にドン引きされないためのアナル感度チェック法 男性にはアナルを刺激してオーガズムを得る「アナニー」というオナニースタイルがあったり、「前立腺マッサージ」を提供する風俗にハマる男性がいると耳にしたり、セックス情報を読み込んで頭でっかちになっている女性は、「男性のお尻は、新しい快楽がある」と桃源郷のように思いがちですが、男性側のアナル開発への熱意は十人十色です。 どっぷりハマる人もいれば、「二度と触らないで!」と怒り出す人もいるのです。「彼にドン引きされる」のをこわがる女性には、肛門に触れる前に確認しておくとよいチェックポイントがあります。チェックポイント1:彼は乳首責めされるのが好きかどうか経験則ですが、乳首責めされるのが好きな男性や、乳首責めをおねだりする男性は受け身になる基本姿勢ができているので、アナルの快楽に身を委ねやすいです。チェックポイント2:下痢や痔など排泄トラブルがないか先ほどもお伝えしましたが、肛門が本来の排泄器官としてきちんと機能していないと、開発されることに集中できません。例えば、普段お腹を壊しやすい男性や痔持ちの男性からしたら、あなたがよかれと思った愛撫を、苦痛に感じてしまいます。悦ばれるどころか、「それ、やめて」と冷たく拒絶されてしまうでしょう。2つのチェックポイントがクリアしていたら、いよいよ様子うかがいの愛撫に入ります。 つづく
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2018.07.01
もう「受け身」はおしまい!彼がほれ込むオーラルテクニック
ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。セックス・カウンセリングを行っていると、日本人女性は、セックスにおいて常に受け身という方が圧倒的に多いと感じます。 体の構造的には、男性を受け入れる形になりますが、セックスを充実させたいなら、この受け身専門の態度を改めないと、いつかは、頭打ちになります。 というのも、「いかに気持ちよくしてもらうか」を相手に期待すると、オーガズムの主導権を男性に明け渡すことになります。セックスの満足感が、相手の男性の経験値やテクニックセンスに左右されてしまうんですよね。 そうなると、「彼とは体の相性がよくないから、長く付き合うと、欲求不満になっちゃうかも…」と彼との未来に不安になったり、「もっと気持ちいいセックスできる相手を探した方が手っ取り早い!」と、浮気心がムクムクと湧いてきます。 大人の女性が、自己責任でセックスパートナーを変えることに反対はしませんが、「本当は彼とのセックスを充実させたいのに…」と思いながら悶々としているなら、あなたのセックスに対する姿勢さえ変えれば、ふたりのセックスが好転していくこともあるんだよとお伝えしたいのです。 受け身専門を脱すると、セックスの自由度が高くなります。 大人になるにつれて、交際もセックスもルーチンワークになり、新鮮さがどんどん失われていくなかで、恋人との「はじめての快感」を集めていく冒険的なセックスは、子供のような遊び心を呼び覚ましてくれます。未開発だった性感帯でオーガズムを得た時の驚きと高揚感は、セックスでしか味わえません。 前置きが長くなりましたが、女性にも男性の性感帯を開発する“攻め”の面白さに開眼してもらいたいなと思います。そんな思いから、男性器にある性感帯(亀頭、尿道口、カリ首、包皮小帯、裏筋、陰茎、陰嚢、会陰)の愛撫方法を解説してきました。 会陰愛撫の四段階変化 前回は、「会陰集中愛撫」をSTEP2までご紹介しましたね。STEP1 キスをし、様子をうかがいながらのソフトタッチSTEP2 オムツ替えのポーズ(ちんぐり返し)で彼の羞恥心を解放する 今回は、さらに蟻の門渡り開拓を進めていきます。 STEP3「ソフトクリーム舐め」 ここから、オーラルテクニックになるので、セックス前にシャワーを浴びて、清潔な状態で行うことをおすすめします。 これは、衛生面への懸念だけでなく、彼の緊張感をほぐす気遣いです。肛門一歩手前の会陰へのオーラル愛撫は、「そんなところまで、舐められちゃうなんて!」という興奮に繋がる気恥ずかしさと「汚いからやめて!」という気持ちが紙一重です。ここで、「汚いからやめて」にメーターが傾いてしまうと、快感に没頭できなくなっちゃうんです。女性がクンニされる時の心理に似ているので、わかりますよね? オムツ替えのポーズ(ちんぐり返し)で露わになった彼の会陰をよく観察すると、肛門から陰嚢の裏にかけて縫い目のような線がうっすらと見えると思います。 この縫い目を、舌を使って刺激していきます。まずは、舌先の力を抜いて、熱を帯びたマグロの刺身のような状態になった舌を、縫い目にピタリと密着させます。 そして肛門側から陰嚢裏にかけて、できるだけゆっくりと動かします。スローモーションでソフトクリームを舐めているようなイメージです。 STEP4「チロチロ舐め」 ソフトクリーム舐めが気に入ったようであれば、会陰のオーラル愛撫を続けます。 舌の動きを変えて、マンネリしないように気をつけましょう。舌先に意識を向けて、先端をとがらせ、チロチロと小刻みに動かします。会陰の縫い目に対して、横方向にスライドする動き、縦方向のレロレロする動きを交互に行い、彼の反応のよい舐め方向をみつけましょう。 恥ずかしさと気持ちよさのせめぎ合いが、会陰愛撫の醍醐味なので、意識的に愛撫の合間に彼と目をあわせてみましょう。 今まで見たことのない興奮と羞恥心が入り混じったような彼の表情を引き出せたら、だいぶいい感じだと思います。「こんなことされたの、初めて…。でも、気持ちよかった。クセになったら、どうしよう…」とセックス後に、こぼすようになったら、彼は、あなたとのセックスにだいぶ入れ込んでいる証拠。ここまで彼の開発が進むと、あなた自身もだいぶ楽しくなっているはず。 残す性感帯は、肛門(表面)と前立腺の2つ。最後の砦にだいぶ近づいてきましたね!つづく